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<title>Falluja, April 2004 - the book</title>
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<description>----英語を通して日本から「イラク」を見る。</description>
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<title>「私の子は目が見えない。食べることも話すこともできない。私は嘆く」</title>
<description>ファルージャで生まれた子どもたちについての記事２つめです。</description>
<dc:subject>ファルージャの状況</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-11-16T21:24:00+09:00</dc:date>
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ファルージャで生まれた子どもたちについての記事２つめです。<a name="more"></a><blockquote><b>「私の子は目が見えない。食べることも話すこともできない。私は嘆く」</b><br />マーティン・チューロフ<br /><a href="http://www.guardian.co.uk/world/2009/nov/13/falluja-children-birth-defects">ガーディアン紙原文</a><br /><br />「私の子は目が見えない。食べることも話すこともできない。私は嘆く」----ファルージャで激増する先天性欠損症に嘆く家族<br /><br />イラク戦争の中で最も激しい戦闘が行われ、最も大量に兵器弾薬が使われた都市で子ともたちの異常が急増していると医師と親たちは話す。<br /><br />ザイナブ・アブドゥル・ラティフは三人の子どもの間を疲れたように動き回り、子どもたちの額を拭き、手を回して車椅子の子どもを支えていた。「毎日、子どもたちには必死の看護が必要です」。２９歳になるファルージャの母ザイナブはこう話す。二人の息子、５歳のアマルと３歳のムスタファ、そして６歳の娘マリアムは、全員、手足が使えない。話すのは「ママ、ババ」の二語だけで、全員おむつをしている。<br /><br />ザイナブの生活は、戦闘後のファルージャが示す多様な顔の一つである。どうしても変えようがない負担に圧倒されている母親。「子どもたちは一人で食べることも飲むこともできません。毎日わたしはマリアムを病院に連れて行きます。娘はとても風邪をひきやすく、しょっちゅう下痢をはじめとする病気にかかっています。医師によると、子どもたちには知的障害があり、神経が麻痺しているのです。先天的なものだと言います。子どもたちの世話をこんな風に続けることはできません。助けが必要です」。<br /><br />頼ることのできるわずかな一人がバッセム・アラー博士で、ファルージャの新生児を守る立場の中心にいる上級産科医である。彼が医学生だったころは、先天性欠損症の新生児の事例を研究するためにイラク中を探さなくてはならなかったという。「８０年代には先天性欠損症はほとんどありえませんでした」と彼は言う。「今や、私の診療所でも病院でも、毎日、先天性異常や慢性腫瘍のケースが多数あります」。<br /><br />ここで彼は言葉を止めた。言葉の重みに思考が中断されたかのようだった。それから次のように付け加えた。「今では、本当に、まるで広島に原爆が投下されたあとに、患者を扱っているかのようです」。<br /><br />ファルージャのあらゆるところで、新生児病棟と身体障害者センターは５歳未満の乳幼児に見られる慢性奇形の激増に直面しており、スペースも支援スタッフも急速に足りなくなりつつある。先天性欠損症が急増していることを示す事例証拠はこの２年の間に現れていたが、さらに正確なデータから、極めて憂慮すべき状況にあることが明らかになった。<br /><br />ガーディアン紙は、ファルージャ総合病院の専門医サミラ・アブドゥル・ガーニ博士に、彼女が監督している新生児全員のデータを１０月１１日から３週間にわたって取るよう依頼した。彼女は重大な奇形を３７例報告したが、その多くは神経管欠損［脳と脊柱の先天性欠損症で、脊椎披裂と無脳症も含まれる］で、心臓障害も伴っていた。病院スタッフはまた、幼児の腫瘍数が激増していることも記録してきたが、腫瘍が現れるのは通常、生まれてから数カ月ないし数年なので、医師たちは調査結果を数値化したがらない傾向にある。<br /><br />「２歳未満の小児科学的ケースに属する脳腫瘍の数が顕著に増えています」と病院の医師アイマン・カイス博士は言う。「多発性腫瘍の焦点領域となっています。中枢神経系の異常がかなり激しく増えています。とりわけ、神経管欠損です」。<br /><br />２００３年より前、彼は新生児の奇形を散発的に見かけるだけだった。現在、見かける頻度は激増している。ほとんどは頭部と脊髄だが、下肢も多い。<br /><br />ファルージャ総合病院では、新生児のケアにあたる医師たちは、誰も説明できないような現象に直面している。<br /><br />２００３年来、イラクで最も残忍で長引いた二つの戦闘がファルージャでなされた。多くの医学者たちが、２００４年に最大二カ月にわたってファルージャの街に降り注いだ精密弾が残した潜在的に毒性の残留物の長期的な影響ではないかと思っているが、これまでのところ戦争が原因だと明言する医療関係者はあまりいない。<br /><br />医師たちは、先天性欠損症を引き起こす可能性のある複数の要因をあげている：栄養不良、両親の心理的状態、薬物使用、化学物質、放射性物質などである。最もよく見られる欠損に対して予備的な処置をするためだけでも、命にかかわる手術が必要となる----多くの親にとって高すぎる代償である。<br /><br />ファルージャの新総合病院でもファルージャ市内各地の身体障害者センターでも、証拠はあからさまになっている。１１月２日だけで、新生児病棟で神経管欠損のケースが２件あった。同じ日、集中治療病棟と外来診療所でさらに数件があった。<br /><br />「わかっているよりはるかに多くの両親が、長期入院を拒んでおり、現在まで、そうした両親の子供たちが欠損を持って生まれたかどうかについて記録を取っていません」とカイスは語る。「診断のあと、両親にシャント術が必要になると言います。それによって頭部が慢性的に肥大し頭蓋骨や脳の手術の必要性が出るので、両親のほとんどはそれをしたがりません」。<br /><br />ファルージャの産科医は、先天性欠損症の診断が大幅に増えているのは、ファルージャの保険医療が改善されたことから説明できるものではないと言う。「戦争の前も、そうした患者の診断はしてきました」とカイスは言う。「ここで登録され治療のためにバグダードに送っていましたが、新生児の健康状況については把握していました」。<br /><br />ファルージャのストーリーは病棟の臨床的冷静さから離れたところでも展開されている。ファルージャ各地の家々で、怪我で衰弱へ向かう子どもたちが必要とするケアは、家族が、社会福祉も利用できず、家庭の中以外ではほとんど支援なしに、行っている。<br /><br />ザイナブの家から程遠くないところで、ウム・オマールは三カ月前に死んだ三歳の娘ファティマを悼んでいた。彼女は、首から突き出したもう一つの「頭部」を持って生まれ、双頭の娘として知られていた。<br /><br />ファティマの治療にあたったアラーは、イラクで彼女の命を救う可能性はなかったと語る。「第二の『頭』は実は腫瘍で、一部は脳水腫が、一部は脳が占めていました。彼女を救うためには非常に特殊な器具が必要だったのですが、ここにはありません」。<br /><br />ファティマの母は今もファティマの死を嘆いている。「娘はあらゆる困難に直面していましたが、でも娘の死は悲しいのです」と彼女は言う。「娘は目が見えず、食べることもできず、食道もなく、歩くことも話すこともできませんでした。末の子どもでした。他の子は全員、戦争前に生まれたのです」。<br /><br />４人の子どもは全員、「ファルージャ障害者協会」に登録されている。ここは粗末な施設で、資金もほとんどなく、ますます増える障害者の家族に対して精神的サポートを与える以外ほとんどできることはない。<br /><br />代表のフサイン・マトルードは、登録簿には３００人の子どもがいると話す。さらに数千人の子どもたちが地域におり、両親や世話をする人たちは支援を拒否している。障害者センターで治療を受けている先天性欠損症の患者の中には、明らかに戦争より前に生まれた子どももいるが、登録されている子どもの大多数は６歳かそれ未満である。<br /><br />「そうした子どもたちのほとんどは脳に損傷を負っており、ほとんど全員が８歳未満です」と彼は言う。「戦争前にはほとんどいませんでした。治療の支援を申し出ているアメリカ、インド、イギリスのＮＧＯとはいつも連絡を取っていますが、現在、私たちにできるのは、名前と病状を記録することだけです」。<br /><br />ムハンマドとラナ・マジッドには、４年前に生まれた娘がいる。娘は発達障害と診断され、それは妊娠しているときに始まったという。両親は米軍に苦情を申し立て、保証請求書を受け取った。記入して出したが、何の連絡もない。<br /><br />米軍に苦情を申し立てた家族は他にもいくつかあるが、科学的な証拠がないため、苦情が認められる可能性は少ない。アラーは、ファルージャに何が起きたのか説明するためにそろそろ科学も役割を果たすべきだと考えている。<br /><br />「私たちが目にしている奇形の数は恐ろしいほど多く、誰も理由をはっきりと突き止めてはいません」とアラーは言う。「理由を明かにする科学がまだないのです。ここに来て、土壌サンプルを取ったり試験をする科学者はいません。イラク政府は、アメリカ政府が禁止されている兵器をファルージャで使ったことが明らかになることを望んでいないのだと思います。これだけ多くの先天性欠損症の原因が戦争にあることが科学的に証明されるならば、政府関係者たちにとっても問題となるでしょうから」。<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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<title>ファルージャで新生児の欠損症が激増</title>
<description>５年前に米軍が激しい攻撃を加えたファルージャ。米軍はファルージャ攻撃時に様々な「非通常」兵器を使ったと言われています。英ガーディアン紙が、そのファルージャで、新生児の障害が急増していると報告。</description>
<dc:subject>ファルージャの状況</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
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５年前に米軍が激しい攻撃を加えたファルージャ。米軍はファルージャ攻撃時に様々な「非通常」兵器を使ったと言われています。英ガーディアン紙が、そのファルージャで、新生児の障害が急増していると報告。<a name="more"></a><blockquote><b>ファルージャで新生児の欠損症が激増</b><br />マーティン・チューロフ<br /><a href="http://www.guardian.co.uk/world/2009/nov/13/falluja-cancer-children-birth-defects">ガーディアン紙原文</a><br />2009年11月13日<br /><br />かつての戦闘地域で、新生児の腫瘍と障害が異常に集中している<br /><br />イラク、ファルージャ。戦争で荒廃したこの町で働く医師たちは、通常の１５倍にのぼる新生児の慢性障害と幼少児期癌の急増という状況に直面している。これらは、戦闘が残した毒性物質と関係している可能性がある。<br /><br />先天性欠損症が驚くほど増えている状況が具体的にされたのはここ数カ月のことである。限界を越えた状態にあるファルージャの医療体制の中で活動している専門家たちが、新生児全員の詳細な診療記録を整理し始めたからである。<br /><br />ガーディアンがインタビューしたファルージャの神経科医と産科医たちは、先天性欠損症----双頭や多発性腫瘍のほか、神経系に問題を持った新生児----の急増はこれまでに見られなかったもので、現在のところ説明がつかない、と語る。<br /><br />イラクの元女性問題担当相ナワル・マジード・ア＝サッマライ博士や英国の医師デヴィッド・ハルパンやクリス・バーンズ＝コックスなどをはじめとするイラクと英国の関係者が国連総会に請願を出し、独立委員会を設置してこうした欠損症の全面的な調査を進めるとともに、サダム・フセインが追放されてからの６年間も含めた過去数十年の戦争が残した毒物を浄化するよう求めた。<br /><br />ファルージャ総合病院の院長で神経科上級専門医のアイマン・カイス博士は、「中枢神経系の異常が非常に増えています」と語る。「２００３年［米軍のイラク侵略］が始まる前は、新生児の奇形はまばらでした。現在、新生児の奇形が劇的に増加しています」。<br /><br />実際、激しい増加で、２年前には２週間に２例だったものが、現在では１日に２例となっている。「ほとんどが頭部か脊髄ですが、下肢の欠損症も多くあります」と彼は言う。「二歳以下の脳腫瘍の数も大幅に増えています。多発性腫瘍の焦点領域です」。<br /><br />数年間、不確かな情報と事例証拠に基づいて推測されていた、極めて恐ろしい現象が、イラクで戦闘が最も激しかったファルージャで、今や具体的なかたちとなって現れている。これまで、先天性欠損症を含め流産した子どもや継続的な治療の対象となっていない子どもは、こうした病気の例には数えられていなかった。<br /><br />ガーディアン紙は小児科医のサミラ・アブドゥル・ガーニに、三週間にわたって正確な記録をとるよう求めた。彼女がとった記録から、その期間にファルージャ総合病院で生まれた３７人の乳幼児に異常が見られた。その多くは、神経管欠損だった。<br /><br />同病院小児科部門の部長バッサム・アラー博士は今週、国際専門家にファルージャ市内各地の土壌サンプルを取り、科学者に、これだけ多い病気の原因を調査するよう求めた。彼によると、病気の多くは、母親が妊娠前あるいは妊娠時に「後天的に」被ったものであるという。<br /><br />他にも、原因に注目しはじめた保険医療関係者がいる。原因の主なものは化学物質中毒あるいは放射能中毒ではないかと思われている。幼児腫瘍が異例なほどまとまって発生していることは、バスラやナジャフ----これまでに激しい戦場となり、現代兵器が大量に使われた地域----でも繰り返し指摘されていた。<br /><br />ファルージャの現場医師たちは、戦闘との因果関係を語りたがらない。そうではなく、原因の候補として複数の要因をあげることが多い。<br /><br />「大気汚染、放射能、化学物質、妊娠時の薬物使用、栄養失調、母親の心理状態などがありえます」とカイス博士は言う。「まだ、回答は得られていません」。<br /><br />新たに開院したファルージャ総合病院でも、ファルージャ各地の身体障害者センターでも、通常でない増加は明らかである。１１月２日だけで、新生児病棟で神経管欠損が４例あり、集中治療病棟と外来診察室でさらに数例あった。<br /><br />ファルージャでは、米軍がイラクを侵略したのち、二度にわたり大規模な戦闘が繰り広げられた。２００４年に二度、米軍海兵隊と歩兵隊が、元バアス党員およびイラク軍の一部と結びついたスンニ派レジスタンスと激しい戦闘を繰り広げたのである。<br /><br />最初の戦闘は、米国政府との契約下にあった傭兵企業ブラックウォーターの傭兵４人が殺された犯人を探し出すために行われた。米軍の大砲と戦闘機によりファルージャは莫大な爆撃を受けた。黄燐を含む問題のある兵器が使われた----米国政府もこれを認めている。<br /><br />乳幼児腫瘍の統計は、出生後すぐに明らかになる神経系異常に関する新しいデータほど信頼できるものとはみなされていない。神経外科医のアブドゥル・ワヒド・サラー博士は次のように言う。「神経管欠損の場合、頭が通常より大きいことが少なくありません。心臓や目にも欠陥があり、しばしば下肢がゆるんでいます。ファルージャでは戦争後の時期について義務的な記録がないため、はっきりしていません。けれども［腫瘍の増加については］血液の悪性腫瘍が急増していることは確実で、それは先天異常ではありません----後天性の病気です」。<br /><br />新病院の建設に予算を全額提供し、８月に設備の整った総合病院が開院したにもかかわらず、イラク保健省はほとんど機能しておらず、ファルージャの緊急ニーズに対して対応策をとることができずにいる。<br /><br />政府が対応できないため、ファルージャの関係者は、歴史的に外国の介入に慎重だったにもかかわらず、国際社会の支援を求めた。「科学の領域でさえ、外国に働きかけたがらない態度があります」とサラー博士は言う。「けれども、その段階は過ぎました。私は、毎日複数の手術を行っています。助手が一人いるだけで、自分ですべてをやらなくてはならないのです」。<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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<title>イラク戦争なんだったの！？</title>
<description>イラク戦争なんだったの！？ＨＰが開設されました。</description>
<dc:subject>各種イベント・映画など</dc:subject>
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<a href="http://isnn.tumblr.com/">イラク戦争なんだったの！？</a>ＨＰが開設されました。<a name="more"></a>

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<title>ファルージャから避難してきた人々が、殺人地帯での生と死を語る</title>
<description>ちょうど５年前の２００４年１１月。米軍はファルージャに２度めの総攻撃を加え、町を破壊し、多数の民間人を無差別に殺しました。それから少しして、バグダードに逃れてきた人々に『ファルージャ２００４年４月』著者の一人ダール・ジャマイルがインタビューしてまとめた記事。５年前の記事です。</description>
<dc:subject>ファルージャの状況</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-11-14T09:19:25+09:00</dc:date>
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ちょうど５年前の２００４年１１月。米軍はファルージャに２度めの総攻撃を加え、町を破壊し、多数の民間人を無差別に殺しました。それから少しして、バグダードに逃れてきた人々に『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3-2004%E5%B9%B44%E6%9C%88-%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3/dp/4773804041">ファルージャ２００４年４月</a>』著者の一人ダール・ジャマイルがインタビューしてまとめた記事。５年前の記事です。<a name="more"></a><blockquote><b>ファルージャから避難してきた人々が、殺人地帯での生と死を語る</b><br />ダール・ジャマイル<br /><a href="http://dahrjamailiraq.com/fallujah-refugees-tell-of-life-and-death-in-the-kill-zone">DahrJamailIraq原文</a><br /><br />2004年12月3日<br /><br />バグダード発。ほとんど破壊されたファルージャで、激しい戦闘が進んでいた先月［２００４年１１月］、米軍が住民に加えた無差別虐殺について、バグダードに避難を求めてきた人たちが、恐ろしい経験を語った。<br /><br />人気のあるレバノンの衛星テレビ局ＬＢＣで働くイラク人ジャーナリスト、ブルハン・ファサアは、ニュー・スタンダード紙のインタビューに答え、ファルージャでは間近で米軍の犯罪を目撃したと語る。戦闘が最も激しかった時期に９日間ファルージャにいたブルハン・ファサアは、米軍兵士が、英語を話せないイラク人に対してすぐに苛立ちを爆発させたと話す。<br /><br />「米兵には通訳がいませんでした」とファサアは言う。「そんな状況で、米兵たちは住居に侵入し、住人を殺したのです。住人が英語を話せなかったためです。私がいた家にも侵入してきました。この家には、他に２６人のイラク人がいました。米兵は、命令に従わないと言って人々に発砲したのです。ただ、英語がまったくわからなかったというだけなのに」。<br /><br />報復を恐れて姓は伏せておくよう求めたカリルという男性は、ニュースタンダード紙に対し、町から避難しようとして白旗を掲げた民間人たちに米軍が発砲したところを目撃したと語った。<br /><br />「米軍兵士たちは、人々が命令を拒んだと考えたのでしょう。だから人々を撃ったのです。単に兵士の言葉がわからなかっただけなのに」。ファサアはこう推測する。<br /><br />ファサア自身も、米軍に拘留された。米軍は、特にアラブのメディアで働いていることについて彼を尋問し、３日間にわたって拘留を続けたという。ファサアも他に拘留された人々も、毛布もなしに地面に寝たという。拘留された人々はトイレに行くにも手錠をはめられたままで、キャンプの真ん中にあるトイレを一つ使えただけたという。<br /><br />「ファルージャにいた９日間で、負傷した女性や子ども、老人たちがたくさんいましたが、誰一人としてファルージャから避難することはできませんでした」とファサアは言う。「苦しみながら死んでいった人もいれば、何とか生き延びた人もいます」。<br /><br />多くの避難民が、米軍が負傷者を殺した現場を目撃したと語る。元戦士だろうが非戦闘員だろうが区別はなかったという。<br /><br />「米軍が、負傷者を戦車で轢き潰す現場を見ました」と語るのは、ファルージャの住人カッセム・モハンマド・アフメドである。「何度も何度も繰り替えされたのです」。<br /><br />他の難民たちも同様の状況を語っている。「とても多くの民間人が殺されるのを目にしました。戦車が数台、路上で負傷者を轢き殺す現場も見ました」。先月の戦闘を逃れて避難してきた２７歳のアジズ・アブドゥラはこう語る。別のファルージャ住人、アブ・アジズも、米軍の装甲車がまだ生きていると思われる人々を轢き潰すところを見たと語る。<br /><br />やはりファルージャから避難してきたアブドゥル・ラザク・イスマイルは「地面には複数の遺体が残されていましたが、米軍の狙撃手が狙いをつけていたため、誰も遺体を回収できませんでした。米軍が遺体をファルージャ近くのユーフラテス河に投げ捨てたこともあります」。<br /><br />アブ・ハムマドと名乗る男性も、米軍兵士がイラク人の遺体をユーフラテス河に投げ捨てていたところを目撃したという。まわりで話を聞いていた人々も頷いた。アブ・ハムマドほか数人は、他にも白旗を掲げた武器を持たないイラク人を米軍が射殺した現場を目撃した、と語る。<br /><br />人々は、ファルージャに残る人々は米軍とイラク軍に皆殺しにされると思ったので、包囲を逃れるためにユーフラテス河を泳いで渡ろうとする人々もいました。ハムマドはこう語る。「米軍は、河岸から、そうした人々をさえ撃ったのです」。「白旗を掲げていた人もいれば、頭に白い布を巻いて自分たちは戦闘員ではないことを示していた人もいたのですが、そうした人々も含め、全員が標的となりました」。<br /><br />ＡＰ通信の写真家ビラル・フセインも、同様の出来事を目撃したと報じている。米軍による攻撃が苛烈を極める中、必需品が底をついたため、町を逃れようとして、フセインはユーフラテス河に向かって走った。<br /><br />「泳いで渡ることにしました」とフセインはＡＰ通信の同僚----フセインの話はこの同僚が記事にした----に語った。「でも、米軍のヘリが河を泳いで渡ろうとする人々に向けて発砲し、殺しているのを見て、気をかえたのです」。<br /><br />米兵たちが、ユーフラテス河を渡ろうとした５人家族を皆殺しにした現場も目撃したとフセインは話す。彼は男性の遺体を、素手でユーフラテス河岸に埋葬した。<br /><br />「河にそって２時間歩き続けましたが、そこでも、米軍の狙撃兵が、泳ぎだしたら誰であれ撃とうと銃を構えていました」とフセインはその時の状況を語る。「河を渡るのは諦め、５時間にわたって果樹園を歩き続けました」。<br /><br />報復を恐れて姓は伏せておくよう求めたカリルという男性は、ニュースタンダード紙に対し、町から避難しようとして白旗を掲げた民間人たちに米軍が発砲したところを目撃したと語った。「道にいた女性や老人を、米軍は撃ったのです。さらに、遺体を回収しようとした人々に向かって無差別に発砲しました」。<br /><br />「米軍兵士により河に投げ込まれた遺体もあります」。カリルは、米軍兵士がユーフラテス河をイラク人の遺体捨て場に使っていたことを自ら目撃したと言う。「ファルージャに残った人は、自分たちは米軍に皆殺しにされると思ったので、河を泳いで渡ろうとしたのです。泳げない人まで河を渡ろうとしました。米軍に殺されるかわりに、溺れ死んだのです」とカリルは言う。<br /><br />米軍司令官は、少なくとも二つの事件について発表しているが、それは、海兵隊に計画的な奇襲攻撃を加え、危険な状況に陥れるために、イラク人レジスタンスが、白旗を掲げたのだと説明している。<br /><br />「対ゲリラ」作戦に従事する米軍の交戦規程を緩めるべきだと主張する者たちは、先月のファルージャにおける戦闘で見られたこうした出来事を持ち出して、戦闘方式をもっと自由にすべきだと論ずる。中には、かつて「無差別<span class="s115"><small>砲撃地帯</small></span>」と呼ばれていた地帯を設定し、そこに入った人間はすべて敵、すなわち合法的な標的とみなすべきであると主張する者もいる。そうすれば、アメリカ軍の歩兵たちは、民間人を識別して保護する義務から解放されるというのである。しかしながら、ニュースタンダード紙に語ったファルージャの目撃者たちの言葉が正確だとすると、今回は、議論よりも実践が先を行っていることになる。<br /><br />米国とイラクの政府関係者はファルージャの「平定」は成功だったと述べ、イラクの「民主化移行」計画のために必要な行動だったと主張している。１１月に途切れること無く続いた戦闘と米軍による空襲により、米軍が多数の民間人を殺したことについて、米軍は否定し続けている。<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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<title>ブラックウォーターの賄賂策略が暴かれた</title>
<description>２００７年、イラク人民間人１７人を虐殺した傭兵企業ブラックウォーター。同社がその後、イラク政府高官に賄賂を送って批判をかわそうとしていたと、元重役が証言。</description>
<dc:subject>イラク全般</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-11-12T22:27:21+09:00</dc:date>
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２００７年、イラク人民間人１７人を虐殺した傭兵企業ブラックウォーター。同社がその後、イラク政府高官に賄賂を送って批判をかわそうとしていたと、元重役が証言。<a name="more"></a><blockquote><b>ブラックウォーターの賄賂策略が暴かれた</b><br />2009年11月11日<br /><a href="http://english.aljazeera.com/news/articles/34/Blackwater-bribe-plot-uncovered.html">アルジャジーラ原文</a><br /><br />報道によると、米国の治安企業ブラックウォーターが、イラク政府高官に１００万米ドルをあてがい、ブラックォーターへの支援を取り付け、および２００７年にバグダードでブラックウォーターの傭兵が起こした発砲殺人に対して起きた批判を黙らせようとしたという。<br /><br />火曜日（１０日）にニューヨーク・タイムズ紙が行なったインタビューで、同社の元重役４人が、２００７年１２月、当時のブラックウォーター社長ゲイリー・ジャクソンが、批判を沈静化させるためにイラク政府高官に対する１００万ドルの賄賂支払いを承認したことを明らかにした。<br /><br />しかしながら、４人の元重役は、相手となったイラク政府高官が誰かは知らないし、実際に賄賂が送られたかどうかも知らないと述べた。<br /><br />米国の海外不正行為防止法は、外国政府高官への賄賂を禁じており、どのような支払いも不法である。<br /><br />元重役４人は、匿名を条件に、ブラックウォーターが採用したこの方針により社内に大きな亀裂が走ったという。<br /><br />ブラックウォーター社の報道担当ステイシー・デリュークは、この報道は「事実無根」であり、ブラックウォーター社としては元職員についての意見は差し控えると述べた。<br /><br />２００７年９月、バグダードのニソール広場で、「何の挑発も受けていない」のに、ブラックウォーターの傭兵たちが、機関銃とロケットランチャーを歩行者に向かって乱射し、武器を持たないイラク人民間人１７人を殺した。<br /><br />この惨劇に対して世界中に非難の声が沸き起こり、慰楽政府はブラックウォーターのライセンス延長を拒否した。ブラックウォーター社はその後、社名をゼ・サービスＬＬＣに変えて、２００７年のこの事件から距離を置こうと試みている。<br /><br />しかしながら、ブッシュ政権時代に同社がイラクで行なってきたことが物議を醸しているにもかかわらず、この謎めいた米国の準軍組織治安企業はバラク・オバマ大統領のもとでも米国政府との関係を維持しつづけている。<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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<dc:date>2009-11-12T22:27:21+09:00</dc:date>
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<title>判事はイラク人犠牲者が提訴したケースを免訴させようとするブラックウォーターの企みを却下</title>
<description>ブラックウォーターが犯した犯罪に対して、犠牲者・被害者のイラク人たちが民事訴訟を起こしています。デモクラシー・ナウ！の記事より。デモクラシー・ナウ！ジャパンも定期的にご覧ください。</description>
<dc:subject>イラク全般</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-11-09T21:18:26+09:00</dc:date>
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ブラックウォーターが犯した犯罪に対して、犠牲者・被害者のイラク人たちが民事訴訟を起こしています。デモクラシー・ナウ！の記事より。<a href="http://democracynow.jp" target="_blank">デモクラシー・ナウ！ジャパン</a>も定期的にご覧ください。<a name="more"></a><blockquote><b>判事はイラク人犠牲者が提訴したケースを免訴させようとするブラックウォーターの企みを却下</b><br />2009年10月23日<br /><a href="http://www.democracynow.org/2009/10/23/black">DemocracyNow! 原文</a><br /><br />イラク人犠牲者たちがブラックウォーター社と社主のエリック・プリンスに対して提訴した戦争犯罪ケース５件を免訴させようと、民間軍事会社ブラックウォーターの弁護団が提出した議論を連邦判事は却下した。私たちはジェレミー・スケイヒルにインタビューを行った。スケイヒルは受賞歴のある調査型ジャーナリストで、デモクラシー・ナウ！の特派員でもあり、著書にBlackwater: The Rise of the World:s Most Powerful Mercenary Armyがある。<br /><br />ゲスト<br /><br />スケイヒルは受賞歴のある調査型ジャーナリストで、デモクラシー・ナウ！の特派員。著書の Blackwater: The Rise of the World:s Most Powerful Mercenary Armyは国際的なベストセラーとなった。ネイション・インスティチュートのフェローで、彼の記事は<a href="http://www.rebelreports.com/">RobelReports.com</a>にもある。<br /><br />暫定書き起こし<br /><br />この書き起こしは無料だが、寄付をもらえると、われわれのテレビ放送で、聴覚障害者のためにクローズドキャプションをつけることができる。感謝します。<br /><br />寄付：<a href="http://www.democracynow.org/cart/add_donation?donation[type]=amt&donation[amt_selected]=25" target="_blank">２５ドル</a>・<a href="http://www.democracynow.org/cart/add_donation?donation[type]=amt&donation[amt_selected]=50">５０ドル</a>・<a href="http://www.democracynow.org/cart/add_donation?donation[type]=amt&donation[amt_selected]=100">１００ドル</a>・<a href="http://www.democracynow.org/get_involved/donate">それ以上</a><br /><br />関連リンク<br /><br /><a href="http://www.thenation.com/doc/20091109/scahill">ジェレミー・スケイヒル「ブラックウォーター社に対する戦争犯罪ケースの免訴を判事は却下」</a><br /><br />エイミー・グッドマン：まもなくスーダンを取り上げることになりますが、その前に、ここ米国で出された重要な裁定を紹介します。<br /><br />こちらはエイミー・グッドマン、そしてフアン・ゴンザレスです。フアン？<br /><br />フアン・ゴンザレス：はい。イラク人犠牲者たちがブラックウォーター社と社主のエリック・プリンスに対して提訴した戦争犯罪ケース５件を免訴させようと、民間軍事会社ブラックウォーターの弁護団が提出した議論を連邦判事が却下しました。同時に、判事は、イラク人原告の弁護団に対し、訴訟を進めるかどうか決定するために、訴状を修正し再提出して、犯されたとされる犯罪についてより具体的な詳しい状況を提供するよう求めました。<br /><br />イラク人犠牲者たちの主席弁護人スーザン・バークは『ネーション』誌に、「この裁定を大歓迎する」と述べています。一方、ブラックウォーター社の報道担当ステーシー・デリュークは、「［判事の］見解で明示された困難な要求を［原告が］満たすことはないと確信している」と言っています。<br /><br />エイミー・グッドマン：デモクラシー・ナウ！のビデオ・ストリームで、ジェレミー・スケイヒルと繋がっていますので、さらに詳しいことを聞きましょう。ジェレミーは受賞歴のある調査型ジャーナリストで、デモクラシー・ナウ！の特派員でもあります。著書Blackwater: The Rise of the World:s Most Powerful Mercenary Armyは世界的なベストセラーです。この裁定をめぐる彼の記事はTheNation.comからオンラインで見ることができます。<br /><br />ジェレミー、デモクラシー・ナウ！へようこそ。主流派メディアでは、ブラックウォーターを攻撃している陣営の大敗北と報じられていますが、あなたの意見はまったく違うようです。説明してください。<br /><br />ジェレミー・スケイヒル：昨日の朝起きて、AP通信をはじめとするいろいろなメディアの見出しを見たとき、そこでは連邦判事がブラックウォーターに対する訴訟をすべて差し戻したとあったので、あぜんとしました。つまり、そうだとすると、ブラックウォーターの犠牲となったイラクの人々にとって壊滅的な展開だったのです。けれども、それからT・S・エリス判事の５６項目にわたる裁定を入手し、それに目を通しました。ちなみに、エリス判事はレーガンに指名された判事です。実際のところ、その文書に書かれていた法的議論は、エリス判事が熟慮した上で展開したものでした。そこで彼は基本的に、ブラックウォーター社に向かって、「外国人不法行為請求権法のもとで私企業を提訴することはできないという議論は誤っている。個人や私企業が戦争犯罪を犯すことはできないという議論は誤りである」と言っているのです。<br /><br />エイミー・グッドマン：おっと、どうもジェレミーとの回線が切れたようです。ジェレミーはビデオ・ストリーム経由で参加していました。回線の回復を試みます。また、電話で彼と接続しようと思いますが、それは番組の最後にまわし、今は次のゲストを紹介しましょう。残りについてはちょっとおあずけとお考えください。<br /><br />［スーダン関係の放送］<br /><br />エイミー・グッドマン：ジェレミー・スケイヒルに戻って、連邦判事が民間軍事会社ブラックウォーターの弁護団が提出した一連の主張を却下した点につき、話を続けます。ブラックウォーター社の弁護団は、同社および社主のエリック・プリンスに対してイラク人犠牲者が提訴した５件の戦争犯罪ケースの免訴を求めていました。<br /><br />ジェレミー、再びデモクラシー・ナウ！のビデオ・ストリームで繋がりました。このケースの意義についてできるだけ簡潔に説明してもらえますか？<br /><br />ジェレミー・スケイヒル：基本的に、ブラックウォーターにより負傷したというイラク人文民およびブラックウォーターに殺されたイラク人の家族が５つのケースで訴えています。それらは極めて重要なケースです。ブラックウォーターは訴訟が却下されるよう強力に働きかけてきました。同社弁護団の議論は、自分たちは企業なのだから訴えの対象にはなりえないこと、訴訟は合衆国大統領が戦場で意思決定をする権利を侵害していること、ブラックウォーターが起訴されることは大統領の権利を侵害することになること、を主張してきました。彼らは、企業なのだから戦争犯罪で訴えられることはありえない、なぜなら戦争犯罪を犯すのは政府関係者か国家に限られているからだと言うのです。今回、私たちは、保守的なエリス判事がブラックウォーターに「違う、それらの議論はどれも妥当ではない」と言っているのを目にしているのです。<br /><br />けれども、彼はまた、アッシュクロフト対イクバルについてなされた５月の最高裁判決を参照しています。この判決は、これまで数十年積み重ねられてきた判例法をひっくり返し、原告がケースを裁判に持っていくことを極めて、とてつもなく、いっそう難しくしています。つまり、裁判に持ち込むためのハードルははるかに高くなっているのです。ですから、判事がスーザン・バークと憲法権利センター----イラクの犠牲者を代表している弁護団----に言ったのは、「さらなる証拠を揃えてケースを再提出するならば、それから考える」ということでした。<br /><br />ですから、判事がケースをすべて却下したかのように伝える私企業メディアのニュースが実態と異なることはあきらかです。実際、今回の裁定は、ブラックウォーターにとってかなり大きな敗北で、今回のイラク人にとってだけでなく、海外で犯された犯罪に米国法を適用しようと数十年にわたり活動してきた憲法権利センターの弁護士たちにとっても大きな勝利なのです。ブラックウォーターにとっては極めて面倒なことになっています。今回のケースについてだけでなく、２００７年９月のニソール広場虐殺に関してブラックウォーターの要員たちを米国司法省が故殺罪で告訴したからです。これらは極めて重要なことですが、私企業メディアは基本的に状況を完全に間違って伝えているのです。<br /><br />エイミー・グッドマン：ジェレミー・スケイヒル、ここでお終いです。ご出演ありがとう。受賞歴のあるジャーナリスト、ジェレミー・スケイヒルでした。<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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<title>ニネワで米軍が民間人を殺しその息子と兄弟二人を拘束&lt;br /&gt;</title>
<description>2009年11月4日アスワト・アル＝イラク原文ニネワ／アスワト・アル＝イラク。治安関係筋によると、モスルの北西で、米軍兵士が水曜日（４日？）、民間人一人を殺し、彼の息子および二名の兄弟を拘束した。「明方、米軍がモスル北西部アル＝ラビヤー地区のアル＝ムーミ村の家を襲撃し、民間人一人を殺害、その息子と二人の兄弟を拘束した」と情報筋はアスワト・アル＝イラク通信に語った。「米軍は作戦にヘリコプターを使った」と。この事件について、米軍からの発表は今のところない。ニネワ県の首都モスルは、...</description>
<dc:subject>日々のニュース系</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-11-06T10:15:54+09:00</dc:date>
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2009年11月4日<br /><a href="http://en.aswataliraq.info/?p=121436">アスワト・アル＝イラク原文</a><br /><br />ニネワ／アスワト・アル＝イラク。治安関係筋によると、モスルの北西で、米軍兵士が水曜日（４日？）、民間人一人を殺し、彼の息子および二名の兄弟を拘束した。<br /><br />「明方、米軍がモスル北西部アル＝ラビヤー地区のアル＝ムーミ村の家を襲撃し、民間人一人を殺害、その息子と二人の兄弟を拘束した」と情報筋はアスワト・アル＝イラク通信に語った。<br /><br />「米軍は作戦にヘリコプターを使った」と。<br /><br />この事件について、米軍からの発表は今のところない。<br /><br />ニネワ県の首都モスルは、バグダードの４０５キロ北に位置する。<br /><a name="more"></a>

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<item rdf:about="http://teanotwar.seesaa.net/article/132155754.html">
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<title>～見る、聞く、知る、イラクの今と私たち～ 『イラクに咲く花』</title>
<description>日時：2009年11月8日（日）10:00～19:00場所：東京 明治大学 駿河台キャンパス     リバティタワーB1F 1001教室   （東京都千代田区神田駿河台1-1）入場：無料</description>
<dc:subject>各種イベント・映画など</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-11-06T09:56:46+09:00</dc:date>
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日時：2009年11月8日（日）10:00～19:00<br />場所：東京　明治大学　駿河台キャンパス　<br />　　　　リバティタワーB1F　1001教室<br />　　　（<a href="http://www.meiji.ac.jp/">東京都千代田区神田駿河台1-1</a>）<br />入場：無料<br /><br /><a name="more"></a>プログラム：<br /><br />10:00～　　　 開場<br />　　　　　　　展示、ミニ上映、イラク茶サービス、等<br />11:00～12:20　上映『冬の兵士～良心の告発』<br />　　　　　　　イラク帰還米兵たちが語る衝撃の証言スピーチ。<br />　　　　　　　監督：田保寿一　※舞台挨拶有！<br />12:30～13:30　トーク１「イラク支援の現場から」<br />　　　　　　　自分にできることは何か、と考え<br />　　　　　　　実践してきたNGO等からの報告。<br />13:45～15:15　上映『イラク・フォー・セール～戦争成金たち』<br />　　　　　　　驚愕の軍需産業のカラクリが明らかに…！<br />　　　　　　　監督：ロバート・グリーンウォルド<br />15:30～16:50　トーク２「戦争と占領」<br />　　　　　　　2003年から2009年の6年間のイラク、世界、<br />　　　　　　　そして日本の関わり方を振り返る。<br />17:00～19:00　トーク３「イラク戦争総括」<br />　　　　　　　未だに日本政府は「イラク戦争は正しかった」と<br />　　　　　　　いう見解のまま。<br /><br />トーク出演予定<br />・谷山博史（日本国際ボランティアセンター代表）<br />・志葉玲（ジャーナリスト）<br />・細井明美（Peace Activist）<br />・山縣忍（セイブ・イラクチルドレン・名古屋）<br />・大嶋愛（JIM-NET）<br />・高遠菜穂子（イラク支援ボランティア）<br />・佐藤真紀（JIM-NET事務局長・中継出演）<br />ほか<br /><br />共催：<a href="http://iraq-hope.net/">イラクホープネットワーク</a><br />　　　現代史研究会<br />お問い合わせ：<br />　メール：info08※iraq-hope.net（※を半角＠に換えてください）<br />　電話：03-6228-0746（日本イラク医療支援ネットワーク）<br />

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<item rdf:about="http://teanotwar.seesaa.net/article/131700430.html">
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<title>イラク：大虐殺と汚職</title>
<description>イラクの現実。</description>
<dc:subject>イラク全般</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-10-31T23:11:13+09:00</dc:date>
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イラクの現実。<a name="more"></a><blockquote><b>イラク：大虐殺と汚職</b><br />サミ・ラマダニ<br /><a href="http://www.zcommunications.org/znet/viewArticle/22995">ZNet原文</a><br />2009年10月30日<br /><br />米国の「撤退作戦」が明らかになる中、イラクの人々の苦しみは西洋で無視されている<br /><br />痛ましいことに、イラクがメディアの見出しを飾るのは、大規模な爆発が起きて数百人が殺されたり怪我をするときだけである。昨日、バグダードで起きた虐殺は、この２カ月で二度めのもので、米国主導のイラク侵略と占領に対する代償をイラクの人々が血で払っていることを思い起こさせる、また一つの恐ろしい出来事だった。<br /><br />避け難いことかも知れないが、メディアの見出しをイラクに代わってアフタニスタンが飾るようになった経緯について、道徳的に疑問が残る。イラクのニュースに代わって徐々にアフガニスタンのニュースが増えたのは、イラクで米軍の犠牲者数が減る一方、アフガニスタンでは米英軍の犠牲者が増え始めたときである。これにより、イラクの状況は如実に改善され、あらゆる点でイラクは全身しているという印象がかたちづくられた。６月、派手なお祭り騒ぎの中で、米軍部隊はイラクの諸都市から、イラク内各地の米軍基地に「撤退」した。<br /><br />米軍にとって状況が改善したことは確かだろう。一方、英軍兵士はイラクの戦火の中からアフガニスタン戦争の火の手の中へと空輸された。「ゲリラ」との戦いにますます多くのイラク人兵士を投入することで米軍自身の犠牲者数を減らそうという米軍の対イラク戦略はこれまでのところ成功している----ちなみに、ここで言う「ゲリラ」は、イラクの中では「名誉ある愛国主義レジスタンス」と呼ばれ、嫌われ者のアルカーイダ・テロ攻撃と区別されている。<br /><br />ところで、支配層に属していないイラクの人々に、米軍がイラクを占領してからイラクの状況が良くなったと言ってみるとよい。イラクの人々はあなたに、数えきれないほどの人々があるいは死に、あるいは負傷しただけでなく、１００万人を越える孤児や寡婦が生まれ、２００万人が国外に避難し、２００万人が国内避難民となりそのほとんどが恐ろしく劣悪な状況で暮らすことを強いられていると指摘してくれるだろう。<br /><br />彼らはまた、多くの都市で下水が路上に溢れていること、飲み水も燃料も電気もないこと、保健医療と教育サービスは悪化の一途をたどっていることを教えてくれるだろう。また、失業率は５割を越え、子どもたちは誘拐され、女性は自由に移動できず、薬物乱用と売春が急増していることを教えてくれるだろう。イラク当局の監獄でも米軍が運営する監獄でも何万人という拘留者に対して加えられている恐ろしい拷問方法について教えてくれるだろう。また、ブッシュ大統領に靴を投げつけたムンタダル・アル＝ザイディのように「世界的に有名な愛国者」でさえヌーリ・アル＝マリキ首相の警備隊から拷問を受けるのだから、一般の人々はどのような扱いを受けるか、教えてくれるだろう。<br /><br />イラクの人々はさらに、「米軍の戦車に乗って」イラクにやってきた腐敗した指導者たちの存在を指摘してくれるだろう。各省庁や政府高官職が、米国と政治的な同盟する様々な宗派と民族の間で分配されていることを教えてくれるだろう。実際、汚職の規模は極めて深刻で、商務大臣とその兄弟は数百万ドルを盗んだとして「潔白委員会」に非難されているし、運輸副大臣はやはり巨大な賄賂の「第一回受取金」として１０万ドルを受け取ったとして逮捕されている。<br /><br />イラクとイラク人の苦しみは続いているが、西側メディアのほとんどはその苦しみを無視し、そんな中でオバマ大統領はブッシュ大統領の対イラク目標を依然として追求しつづけ、バグダードに米国と緊密な関係を持つ政府を維持しようとしている。この目標は、イラクに安定と平和、民主主義をもたらすこととは相容れない。イラクの人々はバグダードに親米政権を進んで受け入れることはなく、したがって「撤退作戦」が長期的な占領をもたらすことは避けられず、それによりさらなる犠牲と破壊がもたらされるだけだということを、米国の戦略立案家たちは依然として理解していないかのようである。<br /><br />イラクの人々が、腐敗したセクト主義的親米政治家たちの寄せ集めを受け入れるなどと見込むことができるだろうか？　唯一現実的な撤退作戦として、まずは、米国の介入なしに、イラクの人々が自決を行使する権利から始めなくてはならない。<br /><blockquote><br />投稿者：益岡

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<item rdf:about="http://teanotwar.seesaa.net/article/131092903.html">
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<title>ファルージャでは民間人８００人が命を落とした恐れがある</title>
<description>５年前の２００４年１１月、米軍がファルージャで行なった大量殺人と戦争犯罪について。ダール・ジャマイルの、当時の記事から。</description>
<dc:subject>ファルージャの状況</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-10-24T22:28:23+09:00</dc:date>
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５年前の２００４年１１月、米軍がファルージャで行なった大量殺人と戦争犯罪について。ダール・ジャマイルの、当時の記事から。<a name="more"></a><blockquote><b>ファルージャでは民間人８００人が命を落とした恐れがある</b><br />ダール・ジャマイル<br /><a href="http://dahrjamailiraq.com/800-civilians-feared-dead-in-fallujah">DahrJamailIraq.com原文</a><br />2004年11月16日<br />インタープレス・サービス<br /><br />バグダード発。赤十字職員の推定によると、少なくとも８００人の民間人が、米軍によるファルージャ包囲攻撃で死亡したという。<br /><br />米軍の報復を恐れて匿名を希望したバグダードの赤十字高官職員はＩＰＳ通信に対し、これまでに「少なくとも８００人の民間人」がファルージャで殺された恐れがあると語った。<br /><br />この推定は、米軍に包囲されたファルージャの周辺で活動する赤新月社の援助職員たちやファルージャ内部の住人、難民たちの報告に基づいて出されたと彼は語る。<br /><br />「米軍がファルージャに入ることを拒否したため、戻ってきたばかりの赤十字職員たちがいます」と彼は言う。「その職員たちによると、ファルージャの外の砂漠地帯に設置した難民キャンプで世話をした人たちは、ファルージャ内で起きている災難と死について恐ろしい証言をしています」。<br /><br />赤十字の救援チームもイラク赤新月社の救援チームも、ファルージャに居座る米軍に、市内に取り残された人々への医薬品持ち込み許可を求めたが、度重なる要求はすべて拒否されたと、この赤十字高官は言う。<br /><br />米軍からファルージャに入る許可が出るのを待つ両救援団体の救援物資を積んだ車列は、ファルージャの外で待ち続けている。この問題について両団体は、国連に介入を要請した。<br /><br />「米軍は耳を塞ぎました。それだけです」と赤十字の高官は述べた。「ファルージャ総合病院に医薬品を運び込むことさえ認めないのです」。<br /><br />彼の推定では、少なくとも５万人の住民が市内に囚われたままとなっている。貧しくて市を離れられなかったり、ファルージャの外には友人も家族もいなかったりで、どこにも行けない人々や、封鎖攻撃が始まる前に逃げる時間がなかった人々だという。<br /><br />赤十字社の援助職員たちによると、ファルージャ近くの小都市カルマでも民間人の家々が米軍の戦闘機による爆撃を受けたという。援助職員たちは、ちょうど二日前には、爆撃により５人家族が殺されたと述べている。<br /><br />「米国の指導者たちが赤十字社に連絡して、攻撃を始める前に民間人家族を避難させるよう求めないの理由がわかりません」と赤十字社で働く援助職員の一人は語る。この職員もまた、名前を伏せるよう求めた。<br /><br />「米軍はいきなり攻撃を加えたので、人々は支援も薬も食べ物も必需品も何もないまま取り残されたのです」。彼はこう語る。「砂漠に逃げられる人は砂漠に走り、他の人々はファルージャ市内に囚われてしまいました」。<br /><br />米軍が一時的な停戦を宣言するならば、「私たちはトラックをファルージャに進め、市内に取り残されて治療を必要とする人々を市外に連れ出すことができます」と彼は言う。<br /><br />２００４年４月にファルージャが攻撃されたときと同様、各地のモスクではファルージャ住民のために大量の食料と救援物資を集めたが、これらもファルージャへの持ち込みを拒否されている。<br /><br />赤十字の高官は、米軍がファルージャにクラスター爆弾を投下し、ひどい火傷を引き起こすリン弾を使ってたという難民からの報国を複数受け取っていると語る。<br /><br />米軍はファルージャで「ゲリラ」を１２００人殺したと主張する。ファルージャのレジスタンス指導社アブデル・カデル・ジャナビは、死者のうち戦闘員だったのは１００人だけだと語った。<br /><br />「どちらも嘘だと思います」と赤十字高官は言う。「１２００人という数についてはどちらの意見も同じですが、戦闘員の死者数についてはどちらも嘘をついています」。「私たちの推定、すなわち民間人死者８００人というのは、おそらく過小推定です」。<br /><br />ファルージャ市内の状況は恐ろしいと彼は言う。人々への援助がすぐに届かなければ、「市内に残された子どもたちはおそらく死んでしまうでしょう」。<br /><br />米国の傀儡イラク暫定政権の保健省は、今回の封鎖攻撃が始まる２カ月前にファルージャの病院や診療所への医薬品供給を止めたと彼は言う。<br /><br />「病院にはアスピリンさえありません」。「私の考えでは、これは、米国は攻撃を以前から計画しており、人々を弱らせようとしていたことを示しています」。<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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<item rdf:about="http://teanotwar.seesaa.net/article/130681668.html">
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<title>ファルージャ攻撃「成功」の裏側</title>
<description>５年前。２００４年の４月と１１月。米軍は二度にわたり、ファルージャを包囲攻撃し、住民を虐殺しました。２００４年１１月に公表されたダール・ジャマイルの記事。</description>
<dc:subject>ファルージャの状況</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-10-19T21:32:37+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
５年前。２００４年の４月と１１月。米軍は二度にわたり、ファルージャを包囲攻撃し、住民を虐殺しました。２００４年１１月に公表されたダール・ジャマイルの記事。<a name="more"></a><blockquote><b>ファルージャ攻撃「成功」の裏側</b><br />ダール・ジャマイル<br /><a href="http://dahrjamailiraq.com/the-other-face-of-us-success-in-fallujah">DahrJamailIraq.com原文</a><br /><br />2004年11月15日［５年前］<br /><br />バグダード発。誰もがこれを予期していた。米軍以外は、誰もが----ファルージャの人道的破局、そして米軍と「連合」軍によるイラク占領に対するレジスタンスがイラク全土で強まること。<br /><br />米軍によるファルージャ攻撃「成功」の、真の相貌が姿を現しつつある。食べ物も、飲み水も、医療もないままファルージャに取り残されたままの、何千という家族。<br /><br />米軍はファルージャで１２００人の「ゲリラ」を殺したと述べたが、そのうちどれだけが本当は一般市民だったかは誰もわからない。犠牲者の数はもっと多いかもしれない。<br /><br />イラク赤新月社----赤十字およびユニセフの支援を受けている----は、ファルージャの状況を「大惨事」と述べた。<br /><br />イラク赤十字社では人道援助隊員と医師の数チーム、そしてトラック何台もの食料を準備しており、米国の傀儡であるイラク暫定政権と米軍の許可を待っているが、今のところファルージャ入りを認められていない。<br /><br />赤十字国際委員会（ICRC)は、ファルージャに残された人々の状況を深く憂慮すると発表した。「戦闘に従事する者は全員、民間人の命を助け、怪我人への医療班のアクセスを認める責任を負っている」。ICRCのラナ・シダニ報道官は発表の中でこのように述べている。<br /><br />米軍は、現在、自分たちも独自の人道活動に従事していると述べた。ようやく届くようになった人々の声から考えると、それは遅きに失している。<br /><br />米軍の爆撃で家族を殺され、生き残った妹とともにファルージャをようやくのがれることができたムナ・サリムによると、この数日でファルージャは戦場から廃墟に変わったという。<br /><br />「ほとんどの家で人々はずっと家の中にいます」。バグダードにたどりついた彼女は、こう語った。「いつもとてもお腹を空かせていました。残った食料と水をすべて消費したくはなかったからです。食料と水を次に得られるのがいつかわかりませんでしたから、注意していました」。サリムは、殺戮については、話すことができなかった。<br /><br />「アメリカ人は私たちのことなど気にもかけていませんでした」。アフマドとだけ名乗った若い難民はこう語った。彼は家族のほとんどとともに三日前にバグダードに着いた。「医療関係者はファルージャから全面撤退しました。残ったのはファルージャ住民、そしてラマディなどの他の都市から支援に来た人たちだけです」。<br /><br />ファルージャの人々はどうしようもない状況に取り残されていると彼は言う。「誰であれ、家から出ると、米軍の狙撃手に射殺されるか、ムジャヒディーンに入れられるのです」。「ですから、ほとんどずっと家にいて祈るだけです。爆弾が爆発すればするほど、私たちはますます強く祈り、泣いていました」。<br /><br />アフマドは、自分が生き残れるとは思わなかったと言う。「毎晩、私たちはお互いにさよならを言いました。死ぬと思っていたからです」と彼は言う。「地域によっては家々がすべて破壊され瓦礫になって、何も残らないところもありました。私たちは、時々水を手に入れることができましたが、電気はまったく不通でした」。<br /><br />米軍は、自宅にいた人々を爆撃したと彼は説明した。「私たちのように戦闘に加わっていなかった人たちも、米軍の爆撃と戦車でおそろしい被害を受けました。こんなことをすれば多くの人々が米軍を憎むことがわからないのでしょうか？」<br /><br />米軍がファルージャを包囲し攻撃を加えてから、イラク全土の多くの都市をレジスタンス勢力が支配するようになった。米軍は北部モスルを制圧していると主張しているが、アルジャジーラの報道によると、米軍とイラク警察、国家警備隊は路上から姿を消し、代わりに覆面をし武装した男たちが路上を自由に歩き回っているという。<br /><br />モスルのフリーランス記者は、電話でアルジャジーラに次のように語っている。「とても悪い状況です。治安はまったくなく、道路にいるのは武装したレジスタンス・グループだけです。モスルでは行政統治は何もありません」。米軍は、モスルの警察署をはじめとする要所の支配権を取り戻したと述べている。イラクのレジスタンスは現在、ラマディ、サマラ、ハディーサ、バクバ、ヒート、カイム、ラディフィヤ、タジ、カルディヤの大部分を支配している。シーア派の聖都カルバラでも戦闘が起きていると伝えられている。<br /><br />蜂起は首都にも広まった。アル＝ドーラ地区、アル＝アミリヤ地区、アブ＝グレイブ地区、アル＝アダミヤ地区、カン＝ダリ地区は現在、概ねレジスタンスの戦士たちの統制下にあるという。<br /><br />米軍の車両がヒートの近くで攻撃を受け、破壊された。バグダードの南にある比較的平穏だったヒラにも戦闘は広まっている。<br /><br />「ヒラの治安状況はますます悪化する一方です」。ヒラの大工で３５歳のアリ・アブドゥラはこう話す。「今や街中で戦闘の音が聞こえます。レジスタンスがポーランド人部隊に対して激しい闘いを展開しています」。<br /><br />ヒラでポーランド軍部隊とレジスタンスの戦士たちのあいだで戦闘が起きたのは始めてだという。<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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<item rdf:about="http://teanotwar.seesaa.net/article/129392099.html">
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<title>ファルージャ再訪</title>
<description>５年前に行なわれた米軍によるファルージャ包囲攻撃と虐殺に関する、４年前の記事です。『ファルージャ２００４年４月』著者の一人、ダール・ジャマイル。</description>
<dc:subject>ファルージャの状況</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-10-03T11:06:35+09:00</dc:date>
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５年前に行なわれた米軍によるファルージャ包囲攻撃と虐殺に関する、４年前の記事です。『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3-2004%E5%B9%B44%E6%9C%88-%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3/dp/4773804041">ファルージャ２００４年４月</a>』著者の一人、ダール・ジャマイル。<a name="more"></a><blockquote><b>ファルージャ再訪</b><br />ダール・ジャマイル<br /><a href="http://dahrjamailiraq.com/fallujah-revisited">DahrJamailIraq.com原文</a><br />２００５年１１月１４日<br /><br />米軍がファルージャで戦争犯罪を犯してから一年近くたった現在［現２００９年から振り返ると５年近く］、主流メディアの中にもそうした戦争犯罪のいくつかを取り上げるものが現れた（ただし、当然予測されたことだが、米国の商業メディアはそれらをまったく扱っていない）。<br /><br />２００４年１１月２６日にインタープレス・サービスに寄稿した「ファルージャでは非通常兵器が使われた」という記事の中で、私は、ファルージャからの避難民たちが、町で様々な奇妙な兵器が使われた状況を詳しく語ったと述べた。さらに避難民たちは、「そうした爆弾が爆発して破片が発火し、その断片が皮膚に付くと水をかけても皮膚を焼き続ける」といった状況を詳しく述べた。<br /><br />これについて私はその９日前の２００４年１１月１７日に書いた「焼畑式」というタイトルのブログも言及した。同じファルージャからの避難民が同じ兵器について述べた記述は、「それらは地上で爆発して大きな火を放ち、３０分くらい燃えつづける。米軍はそれを線路の近くに落とした。巨大な航空機からそれらが投下された。爆弾は戦車ほども大きかった。火に触れた人の体は何時間も燃えつづけた」。<br /><br />２００４年１２月９日、私は一連の写真をポストしたが、その多くは、ファルージャで使われた焼夷兵器に関する伊ＲＡＩテレビのドキュメンタリーで使われた。<br /><br />アブグレイブの拷問「スキャンダル」は、西洋の人々にとって２００４年４月後半になってようやく「現実」的なものとなったが、イラクの人々そしてイラクで実際に報道に従事したジャーナリストたちは、米英軍兵士たちが占領のほとんど始めからイラク人を拷問し、今日も依然として拷問し続けていることを知っていた。<br /><br />こうしたことを考えると、他にも行なわれただろう残虐行為に光が当てられるまでにどれだけ時間がかかるか疑問になる。ファルージャについて話すことだけを考えても、たくさんの出来事がある。それらについて報じているジャーナリストは私だけではないが、２００４年１１月のファルージャ虐殺のときに起きたことのいくつかを指摘しておこう。<br /><br />２００４年１２月３日に発表した記事「ファルージャの難民たちが殺人地帯の生と死を語る」の中で、私は戦争犯罪の事例を多数紹介した。望むらくは、それらの犯罪が本来受けるべき注目を受けて欲しいと思う。<br /><br />レバノンの衛星テレビ局ＬＢＣで働くジャーナリストのブルハン・ファサーは、ファルージャで最も激しい戦闘が行なわれていた９日間に現地にいたが、アメリカ人は英語が話せないイラク人に対してすぐ苛立ったと語っている。<br /><br />「米兵は通訳を連れていませんでした」とファサーは言う。「ですから、人々の家に侵入したとき、住民が英語を話せないとなると殺したのです。私と２６人がいた家に米軍兵士が入って来ました。米兵は［兵士の］命令に従わなかったとして、人々を撃ったのです。単に、人々が英語をまったくわからなかったというだけだったのに」。彼は続けて、「米軍兵士たちは、人々が命令を拒否していると考えたので、人々を射ったのです。実際には、米兵の言葉がわからなかっただけでした」と繰り返した。<br /><br />カリルという名の男性は----報復を恐れて苗字は使わないよう私に求めた----、町から逃れようとして白旗を掲げていた人々に米軍が発砲したところを目撃したと語る。<br /><br />「米兵は路上で負傷した人々を戦車で轢き潰しました」とファルージャの住人カッセム・モハンマド・アフメドは言う。「何度も起きたことです」。<br /><br />他の避難民たちも同様の出来事を語っている。１１月に戦闘を逃れてファルージャから避難した２７歳のアジズ・アブドゥーラは「ファルージャではとても多くの民間人が殺されるのを目にしました。戦車が路上で負傷者を轢き潰すところも目撃しました」と語る。別のファルージャ住人アブ・アジズは、米軍の装甲車が生きていると思われる人々を轢き殺している現場を目撃したという。<br /><br />ファルージャを逃れたもう一人の住民アブドゥル・ラザク・イスマイルは次のように言う。「地面に遺体が転がっていましたが、誰も埋葬できませんでした。米軍の狙撃兵が狙っていたからです。アメリカ人は遺体をファルージャ近くのユーフラテス河に投げ捨てたりしていました」。<br /><br />アブ・ハマドと名乗る男性も、米軍兵士たちがイラク人の遺体をユーフラテス河に投げ込んでいるところを目撃したという。アブ・ハマドと他の数人は、また、米兵が白旗を掲げたイラク人に発砲したところを見たとも語った。<br /><br />米軍とイラク軍がファルージャに残っている人々を皆殺しにするのだと考えた人々は、包囲を逃れてファルージャから逃げ出すために人々はユーフラテス河を泳いで渡ろうとしていたとハマドは言う。「そうした人々にさえ、米兵は川岸からライフルを撃ったのです」と彼は言う。「中には白旗を掲げたり、頭に白い布を巻いて、自分たちは戦闘員ではないことを示していた人々もいましたが、全員、撃たれました」。<br /><br />ＡＰ通信のカメラマン、ビラル・フセインも同様の出来事を目撃したと語る。米軍主導の攻撃が最も激しかったときに生活必需品に事切れファルージャから逃げ出す決意をしたフセインは、ユーフラテス河に飛び込んだ。<br /><br />「泳ぐことにしました」。彼の痛ましい経験を記事にしたＡＰ通信の同僚にこう語った。「でも、米軍ヘリが河を泳いで渡ろうとした人々に発砲し射殺しているのを見て、泳いで渡るのを諦めたのです」。<br /><br />ユーフラテス河を泳いで渡ろうとした５人家族を米兵が殺すところを目撃したとフセインは言う。それから、素手で川岸に男性を埋葬した、と。<br /><br />「河にそって２時間程も歩き続けましたが、どこにいっても米軍の狙撃兵がいて、泳いで渡ろうとする人々を撃とうと構えていました」。フセインは当時の状況を思い起こしてこう語った。「河を泳いで渡るのは諦め、５時間程も、果樹園の中を歩き続けました」。<br /><br />カリルという名の男性----報復を恐れて苗字は使わないよう私に求めた----は、町を逃れようとして白旗を掲げた住民が撃たれるのを目撃したと言う。「米軍は、路上で、女性にも老人にも発砲しました」と彼は言う。「それから、遺体を回収しようとした人に向けても発砲したのです」。<br /><br />「アメリカ人は遺体を河に投げ捨てました」とカリルは言う。自分自身も、米軍兵士がユーフラテス河を遺体捨て場に使っていた現場を見た、と。「そうしたことから、ファルージャに残っていた人々は米軍に皆殺しにされると考え、河を渡って逃げようとしたのです。泳げない人さえ、河を渡ろうとしました。街に残って米軍に殺される代わりに溺れ死ぬことになったのです」とカリルは言う。<br /><br />軍がでたらめな嘘をつくことにどうして驚く必要があるだろう？　既に２００３年１１月、私は、米軍兵士がサマラでフェダイン・サダムの襲撃を受け、そのメンバー４８人を殺したと米軍が主張した事件について記事を書いた。米軍は当初発表後、一夜明けて魔法のように殺した人数を５４人に増やしていた。私はこの事件を調査して、実際には民間人８人が殺されたことを突き止め、それについて記事をここに、写真をここにポストした［「ここ」二カ所ともリンク切れ］。<br /><br />それにしても、これに驚く必要があるだろうか？　我々の政府は国を不法な侵略戦争に導き入れ、それについて嘘をつきつづけている。拷問や焼夷兵器の使用も、その路線をほぼそのまま引き継いだものなのだから。<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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<title>嘘つきゲーム：次の侵略戦争に向けて</title>
<description>大量破壊兵器、アルカーイダとの関係、解放・・・。嘘とデタラメを次々と持ち出して乗り出したイラク侵略。現在喧伝されるイランの「核の脅威」との類似性をジョン・ピルジャーが分析。</description>
<dc:subject>イラク全般</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-10-01T21:30:24+09:00</dc:date>
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大量破壊兵器、アルカーイダとの関係、解放・・・。嘘とデタラメを次々と持ち出して乗り出したイラク侵略。現在喧伝されるイランの「核の脅威」との類似性をジョン・ピルジャーが分析。<a name="more"></a><blockquote><b>嘘つきゲーム：次の侵略戦争に向けて</b><br />ジョン・ピルジャー<br /><a href="http://www.zcommunications.org/zspace/commentaries/3999">ZNet原文</a><br /><br />2009年10月1日<br /><br />2001年、ロンドンのオブザーバ紙は一連の記事で、アルカーイダに対する「イラク・コネクション」を報じた。その中で、イラクにある基地ではテロリストの訓練が行なわれており、大量破壊兵器として炭疽菌を生産する施設があるとさえ述べた。すべてが嘘だった。米国諜報部と亡命イラク人が流したデッチ上げの物語が英米のメディアで流れたことにも助けられ、ジョージ・ブッシュとトニー・ブレアは不法侵略を行なった。最近の調査によると、この不法侵略の結果、１３０万人の人々が命を落とした。<br /><br />イランについても似たようなことが起きている。政府とメディアの「暴露」ストーリーが同様にシンコペーションを起こし、同様に危機を煽り立てている。「秘密核工場をめぐってイランとの対決が不気味に迫る」と9月26日、ガーディアン紙は宣言した。「対決」がテーマである。 『真昼の決闘』、時計が時を刻む。善対悪。「ブッシュ政権時代を反故にした」物柔らかな新大統領が言う。2007年5月22日の一面に現れた悪名高い記事がこだまする：「イランの秘密計画：イラクから米軍を追い出すための夏期総攻撃」。ペンタゴンの根も葉もない主張に基づいて、シモン・ティスダルは、その年の9月までにイランがイラク駐留米軍に戦争を仕掛けて打ち破る「計画」を事実であるかのように報じた。明らかな虚言だったが、その記事は撤回さえされなかった。<br /><br />このようなプロパガンダを表す公式の職業用語がある。「心理作戦」を表す軍事用語「サイオプ」である。ペンタゴンとホワイトホール［英国政府］では、「核の脅威」を誇大宣伝してイランを封鎖し、孤立させ、弱体化させることが、外交および軍事作戦において決定的に重要な構成要素となっている。今やバラク・オバマやゴードン・ブラウンも「核の脅威」という言葉を引っ切り無しに口に出し、またＢＢＣをはじめとする放送局はこれを「客観的ニュース」としてオウムのように繰り返す。実際には、嘘なのである。<br /><br />9月16日、『ニューズウィーク』紙は、イランの「核開発状況」は2007年11月の国家情報評価以来変化していないと米国諜報機関がホワイトハウスに報告したと報じている。2007年の評価では、開発を進めていたとされるプログラムをイランが2003年に停止したことは「確信」を持って言えるとしている。国際原子力機関もこれを裏付けている。しかも、繰り返し何度も。<br /><br />現在のプロパガンダ・ニュースは、米国はロシア国境に配備していたミサイルを撤回するとオバマが発表したことから派生したものである。この情報は、欧州における米国のミサイル・サイトの数が実際には増加していること、そして「余剰」ミサイルが船上に再配備されることという事実を隠蔽するために役立った。米国の反イラン・キャンペーンにロシアを取り込む、あるいは少なくとも妨害させないためにロシアを融和するゲームなのである。「イランの弾道ミサイル計画が［欧州と米国にとって］深刻な脅威となっているという点について、ブッシュ大統領は正しかった」とオバマはのたまう。イランが米国に対して自殺ものの攻撃をしかけるというのは不合理でばかげている。脅威は、あいかわらず一方向に向いている。すなわち、世界唯一の超大国が実質上、イランの国境に居座っていること。<br /><br />イランは独自路線の追求という犯罪を犯した。米国お気に入りの独裁者シャー・レザー・パフラヴィーを追放して以来、イランは、豊かな石油資源を擁するムスリム国家の中で唯一、米国の支配が及ばない国であり続けている。中東に「存在する権利」を有するのはイスラエルだけなのだから、米国はイラン・イスラム共和国を転覆しなくてはならない、というわけである。そうすれば、ワシントンのためにイスラエルが、隣国に妨げられずに中東地域を分割統治できる。世界で核「抑止力」を開発する危急の必要性がある国があるとすると、それはイランである。<br /><br />核不拡散条約に当初から調印したイランは、一貫して中東を非核地帯にすることを呼びかけてきた。これとは対照的に、国際原子力機関の査察を決して受け入れてこなかったのがイスラエルで、ディモナにある核兵器工場は公然の秘密である。即時使用可能な核弾頭200発近くで武装したイスラエルは、核不拡散条約にイスラエルも署名するよう求める国連決議を「嘆かわしい」と述べている。まさに最近国連が発表した報告書でガザでイスラエルが人道に対する罪を犯したと述べていることが嘆かわしいのと同様。そしてまた、国際法違反の世界記録をイスラエルが維持しつづけているのと同様。イスラエルが罪を逃れているのは、大国が免責特権をイスラエルに与えているからである。<br /><br />オバマが喧伝するイランとの「対決」には別のアジェンダもある。大西洋の両側で、メディアは終わりなき戦争に向けて人々を動員しようとしている。米国NBC放送によると、米／NATO司令官スタンリー・マックリスタル将軍は、向こう5年間にアフガニスタンで50万人の兵士が必要になるだろうと述べたという。その目的は、カスピ海と中央アジア、湾岸地域そしてイラン、すなわちユーラシア大陸のガス田と油田という「戦略上の賞金」を支配することにある。けれども、英国では69パーセントの人々が、米国でも57パーセントの人々が、そして人類のほとんどすべてが、戦争に反対している。イランこそ新たな悪魔だと「我々」を信じさせることは容易ではない。イランが「タリバン・グループの一部を訓練しているらしい」という、マックリスタルが述べた有りもしない主張は、ブラウンが「砂上に引かれた線」をイカれて繰り返すのと同様、絶望的なものである。<br /><br />偉大なる告発者ダニエル・エルスバーグによると、ブッシュ政権時代に米国では軍事クーデターが起き、今やペンタゴンが米国外交政策のあらゆる領域で優勢を保っているという。同時に仕掛けられた侵略戦争の数、核兵器利用の基準を緩めた「先制攻撃」ドクトリンの採用、そして核兵器と通常兵器の区別の曖昧化などに、ペンタゴンの支配力が伺える。<br /><br />これらすべてが「核兵器なき世界」というオバマのメディア向け美辞麗句をあざ笑っている。実際、オバマはペンタゴンが手に入れた最大の獲物だった。ブッシュの「国防」長官であり戦争屋の中の戦争屋ロバート・ゲーツを続けて雇うよう求めたペンタゴンにオバマが黙従したことは、米国史上でもかつてない出来事だった。ゲーツは南アジアからアフリカの角までで戦争を激化させることで存在価値を示した。ブッシュのアメリカと同様、オバマのアメリカを運営するのも極めて危険な者たちである。私たちには警告を受ける権利がある。正しい記録を維持すべき立場の者たちは、いつになったらまともにその任務を果たすのだろう？<br /></blockquote><br />ちなみにガーディアンもオブザーバも「リベラル」な新聞、ということになっています。<br /><br />投稿者：益岡

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<title>ブラックウォーターが殺人を犯すとき、疑問は禁じられている</title>
<description>２年前の２００７年９月１６日、米国の傭兵企業ブラックウォーター社の傭兵がバグダードのニソール広場でイラク人を虐殺しました。それから２年。この記事は、２００７年１０月３０日のものです。</description>
<dc:subject>イラク全般</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-09-27T12:43:35+09:00</dc:date>
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２年前の２００７年９月１６日、米国の傭兵企業ブラックウォーター社の傭兵がバグダードのニソール広場でイラク人を虐殺しました。それから２年。この記事は、２００７年１０月３０日のものです。<a name="more"></a><blockquote><b>ブラックウォーターが殺人を犯すとき、疑問は禁じられている</b><br />アリ・アル＝ファディリ<br /><a href="http://dahrjamailiraq.com/when-blackwater-kills-no-questions-asked">DahrJamailIraq.com原文</a><br />2007年10月30日<br /><br />バグダード発。最近、ブラックウォーターＵＳＡの傭兵たちがバグダードでイラク市民に攻撃を加えたが、これは初めてのものではまったくない。さらに、これが最後のものにもならないだろうと多くの人が考えている。<br /><br />２００７年９月１６日、バグダード西部のニソール広場でブラックウォーターＵＳＡの傭兵たちがイラクの人々に銃撃を加えた。１７人が殺され、２７人が負傷した。現場を目撃した数十人の証人たちは、ブラックウォーターの主張とは逆に、傭兵たちが攻撃を受けていた事実はないと語っている。<br /><br />現場にいた数人のクルド人は、その間、誰も傭兵たちに発砲などしていなかったと述べており、これは法医学的証拠によっても裏付けられている。クルド人は、米国主導のイラク侵略と占領を指示しているイラクの民族集団である。これらクルド人の証人たちは、虐殺が起きたニソール広場をすぐ下に見下ろす建物にある政党の事務所で仕事をしていた。<br /><br />「これは虐殺です」。クルディスタン愛国同盟の幹部、オマール・Ｈ・ワソはこう語る。「不法な行為です。まるでジャングルの法を使っているかのようです」。<br /><br />「犠牲者の中にはイラク政府に近い人々もいました」と、ある目撃者は匿名を条件にＩＰＳ通信に語った。「内務省の調査官が現場に到着したとき、５、６人の遺体について騒動が起きたのを覚えています」。<br /><br />西洋の傭兵企業----「契約警備企業」などと呼ばれることが多い----の記録を見ると、こうした事件に満ちている。<br /><br />「奴らは近くに住む若者シナンを冷酷に殺しました」。イブラヒム・オベイディと名乗る３２歳はＩＰＳにこう語った。「傭兵たちは非常に多くのイラク人を殺して来ました。それにもかかわらず、誰一人、傭兵たちになぜ殺すのか尋ねることさえできないのです」。<br /><br />「イラクのアンバル県（バグダードの西にある）では、これまでも、奇妙ななりをした部隊が冷血に人々を処刑してきたと言われてきました」とＩＰＳに語るのは、アンバル県の県都ラマディ出身の弁護士アブドゥル＝サッタル・アフメドである。「民間人の服を着ながら装甲車に乗り、ヘリコプターを使うこともあるその一団が、謎の処刑を行なって来たのです。人々を拘束することはほとんどなく、いつも殺して来ました」。<br /><br />バグダードのＮＧＯ「イラク人権グループ」で働くサリー・アジズはＩＰＳに、ブラックウォーターの車列----通常、大型の白いＳＵＶ数台から構成される----は、２００３年３月にイラク占領が始まった当初から、イラクの民間人の命を狙ってきたと語る。<br /><br />「米軍によるイラク占領が始まった当初から、バグダードの路上には、奇妙な一団の姿が見られました。黒いサングラスをかけて装甲車に乗り、近づいてくる人々は誰であれ殺す集団です」とアジズは言う。「イラク人がまず憎んだ相手でした」。<br /><br />ブラックウォーターＵＳＡが国際的な注目を浴びたのは、２００４年３月３１日にファルージャで同社の傭兵４人が殺されたときだった。この事件をきっかけに米国は二度にわたり、ファルージャに残忍な包囲攻撃を加えている。<br /><br />２００４年１１月の包囲攻撃では、ファルージャの約７０パーセントが破壊された。今日に至るまで、数万人の住民が難民となっている。<br /><br />５０歳になるバグダードのビジネスマン、マリク・ニザールはＩＰＳに、「すべてビジネスと儲けのためです」と話す。「ブラックウォーターのＣＥＯエリック・プリンスをはじめ、企業の幹部たちはイラクの治安契約で数十億ドルの儲けを手にしています。それを何としても手放そうとしないのです」。<br /><br />独立ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルはベストセラー『Blackwater: The Rise of the World's Most Powerful Mercenary Army』の著者である。「私が手に入れた文書から、米国国務省と契約した武装警備業務だけで、ブラックウォーターの契約は約７億５０００万ドルにのぼることが明らかになっています」。スケイヒルはＩＰＳとの電話インタビューでこのように語った。<br /><br />「ブラックウォーターが世界中で米国と交わした契約の規模はわかりません。ブラックウォーターは米国政府のために秘密の活動も行なっていますし、公の契約も秘密と官僚的保護の分厚い層に覆われているためです」。<br /><br />スケイヒルによると、ブラックウォーターに対する調査の目は強くなっているが、その一方で米国政府からの巨額発注を受けつづけているという。<br /><br />「ペンタゴンとの間で最近交わした中央アジアで航空便を運用する９２００万ドルの契約、『対麻薬戦争』の名目で得た１５０億ドルという途方もない巨額契約の一部などもそうしたものです」とスケイヒルはＩＰＳに語る。「イラクにおける公の契約を失ったとしても、ブラックウォーターは米国納税者の金を使って大儲けを続けるでしょう」。<br /><br />先月バグダードで起きたこの虐殺事件は政治にも影響し、イラク政府は、ブラックウォーターの要員たちが殺害を犯したもので、彼らの行為は挑発への対応ではないという、イラク調査委員会の調査結果を受け入れた。<br /><br />イラク調査団はブラックウォーターを国外追放処分にすべきであると述べ、各犠牲者の家族にそれぞれ８００万ドルの賠償金を要求した。先週、政府は、元イラク占領統治当局の代表Ｌ・ポール・ブレマーが発した２００４年の政令を廃止する手段を検討する委員会を発足させることに決めた。ブレマーが出した政令では、傭兵企業はイラク法の適用外とされ、処罰を受けないことになっているのである。<br /><br />イラク人の多くは、ブラックウォーターが得ている特権に怒りを覚えている。<br /><br />「２００４年１２月、バグダードで車を運転していたとき、発砲されました」とＩＰＳに語るのはバグダードのＮＧＯ職員サード・モハンマド・サイードである。「攻撃してきた車両は傭兵企業のものでした。私の車は破壊されました。奇跡的に私自身は生き延びました。訴えを法廷に提出しにいったとき、法廷は、これらの傭兵たちを喚問することはできないと言ったのです」。この事件に関与していたのがブラックウォーターの傭兵かどうかは確認できないが、ブラックウォーターに対して人々は深い怒りを抱いている。<br /><br />同様の事件は依然として続いている。先週、バグダードでイラク人女性が二人殺された。マロ・ブーゴスとジェンナ・ジャラルは、白のオールズモビルを運転していたとき、傭兵企業の傭兵たちに射殺されたのである。後部座席に乗っていた子供たち３人は生き延びた。<br /><br />「ブッシュ（米大統領）でもアル＝マリキ（イラク首相）でも誰か他の政治家でも、母親を殺したあとで、姉の子供たちの面倒を見るのだろうか？」　攻撃の現場にいたブーゴスの弟はこう言った。<br /><br />（アリはバグダードにいる我々の特派員で、ダール・ジャマイルと協力関係にある。ジャマイルはイラク関係を専門とする米国在住の記者で、イラクを何度も訪問している。）<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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<title>ＣＩＡは秘密暗殺作戦に傭兵企業ブラックウォーターを雇った</title>
<description>全米ベストセラー『ブラックウォーター』の著者ジェレミー・スケイヒルが、ＣＩＡの暗殺プログラムとチェイニーの役割、傭兵企業ブラックウォーターの関与について語る。関連する情報については、デモクラシーナウ！ ジャパンをどうぞ。</description>
<dc:subject>イラク全般</dc:subject>
<dc:creator>益岡</dc:creator>
<dc:date>2009-09-27T10:55:42+09:00</dc:date>
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全米ベストセラー『ブラックウォーター』の著者ジェレミー・スケイヒルが、ＣＩＡの暗殺プログラムとチェイニーの役割、傭兵企業ブラックウォーターの関与について語る。関連する情報については、<a href="http://democracynow.jp/">デモクラシーナウ！　ジャパン</a>をどうぞ。<a name="more"></a><blockquote><b>ＣＩＡは秘密暗殺作戦に傭兵企業ブラックウォーターを雇った</b><br />ジェレミー・スケイヒル<br /><a href="http://www.zcommunications.org/znet/viewArticle/22385">ZNet原文</a><br />2009年8月21日<br /><br />フアン・ゴンザレス：本日は、まず、民間軍事会社ブラックウォーターに関する新たな爆弾報告からはじめます。ニューヨーク・タイムズの報道では、２００４年、ＣＩＡが、アルカーイダの上級工作員を見つけ出して暗殺することを目的とした秘密プログラムの一環として、ブラックウォーターの傭兵を雇ったというのです。<br /><br />ブラックウォーターの経営陣は、計画と訓練、監視などでＣＩＡを手助けしてきました。このプログラムにＣＩＡは数百万ドルを投下しましたが、タイムズ紙によるとテロ容疑者を逮捕することも殺すこともできなかったといいます。一方、ワシントン・ポスト紙は、作戦上の決定権はブラックウォーターが有していたと報じています。<br /><br />関係者によると、ＣＩＡはこの作戦でブラックウォーターと正式に契約を結んだわけではないとのこと。議員は今年に入ってようやくこれを知りましたが、すでに作戦は中止されていました。<br /><br />エイミー・グッドマン：この問題についてより詳しくお話しするため、独立ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルをお招きしています。彼はベストセラー「Blackwater: The Rise of the World's Most Powerful Mercenary Army」の著者で、今回の問題が明かになって以来、問題を追求しています。ＣＩＡの作戦に関する彼の記事は本日のthenation.comに発表される予定です。<br /><br />ジェレミー、この暴露についてコメントをお願いします。<br /><br />ジェレミー・スケイヒル：はい。タイムズ紙が報じているのは----ポスト紙もそうですが ----ほんの一部に過ぎません。全容から見ると、ごくごく一部なのです。ブラックウォーターはずっと以前からＣＩＡと関係してきました。これについては私の本で詳しく取り上げています。<br /><br />ブラックウォーターとＣＩＡの関係を象徴する人物が二人います。一人はアヴィン、あるいはバジー・クロンガードと呼ばれる人物で、もう一人はＪ・コファー・ブラックという名の人物です。<br /><br />バジー・クロンガードはＣＩＡの幹部で、２００２年にはＣＩＡのナンバー・スリーでした。報道によれば彼はエリック・プリンスの父親エドガー・プリンスの友人か、少なくとも知人だったと言われています。二人が公式に面会したのは２００２年のことで、このときバジー・クロンガードとエリック・プリンスは、ブラックウォーターとＣＩＡの秘密契約を取り決め、ブラックウォーターはＣＩＡに雇われて小チームをアフガニスタン内に派遣することになりました。これは５００万ドルの契約でした。ブラックウォーターをアフガニスタンに派遣する表向きの理由は、米国が作戦を展開している初期段階で、アフガニスタンのＣＩＡ工作員を護衛する、というものでした。<br /><br />そこでエリック・プリンス自ら----彼も元米国海軍特殊部隊員でした----も、ブラックウォーター要員の第一団に工作員の一人として加わり、シュキンに行ったのです。シュキンはアフタニスタンとパキスタンの国境にある町で、ＣＩＡはそこでアラモと呼ばれる泥の要塞を造っていました。プリンスはそこにしばらく滞在しました。このときプリンスに同行したブラックウォーターの役員と私は本を執筆する際に話しをしたのですが、エリック・プリンスは数日をシュキンで過ごしたのちカブールに行ってＣＩＡ以外の米国連邦政府組織からさらなるビジネスを得ようとしたようです。バジー・クロンガードとエリック・プリンスの関係、ＣＩＡとブラックウォーターの関係がこうして始まったのです。<br /><br />興味深いことに、本を書いているとき電話でバジー・クロンガードと連絡を取ることができ、話をしたのですが、ブラックウォーターとＣＩＡの関係について聞いてくる人間がいることにびっくりしたという感じでした。彼は次のように言いました。「どちらが先かわからない。鶏が先か、卵が先か」。つまり、ブラックウォーターがＣＩＡに仕事の提案を持ってきたのか、ＣＩＡが話を持ちかけたのかわからないということです。何が真実なのか、何が嘘なのか、わかりません。<br /><br />それから、ブラックウォーターは社内に一大治安作戦部門を発足させたのです。ブラックウォーターが傭兵派遣業を始めたのはほとんどそのときだと言えるでしょう。ですから、この契約以後、ブラックウォーターはアフガニスタン内の作戦について巨大な契約を手にすることになったのです。<br /><br />タイムズ紙とポスト紙が報じていることは、２００４年以来、ブラックウォーターはエリック・プリンスをはじめとする重役を通して非公式に----公式の契約はなかったのですから----仕事を請負うことになったということです。仕事の内容は、実際に暗殺チームの調整を行い、アフガニスタンそして恐らくはパキスタンにいるアルカーイダのトップ指導陣を駆り出すことでした。私は何週間か前にこの作戦について知り、それ以来、作戦を調べ上げて、情報を確認できる人々を探し出そうとしてきました。この作戦からはさらに多くのことが出てくると思います。重要なことがあります。昨夜、私は下院情報委員会の委員に連絡したのですが、その委員は私に、情報委員会としてはブラックウォーターと秘密暗殺作戦の関係について調査する予定だと言いました。どうやらディック・チェイニーが作戦を議会には秘密で、命令したと言われています。<br /><br />フアン・ゴンザレス：ジェレミー、事実と比べてタイムズ紙の情報がひどく貧しいことに驚きました。おっしゃるように、書面による契約や協定はなく、すべてがプリンスとＣＩＡ高官たちの口約束に基づいていたとのことですが。レオン・パネッタが過去のＣＩＡプログラムに関して疑問を呈し始めたとき、この問題について議員たちに概要を伝えていたのではないでしょうか？<br /><br />ジェレミー・スケイヒル：私は情報委員会の委員と話しました。どの委員かについては言いませんが、ブラックウォーターがになっていた役割を議会が知っていたかどうかについては肯定も否定もできない、パネッタが要点説明の際にこれを説明していたかどうかについても言えない、と言いました。いくつかの情報筋から伺えることは、どうやらレオン・パネッタが米国議会に要点説明を行なった際に、実際のところどれだけ注意を喚起していたかについては、大げさに伝えられたように思えます。<br /><br />思うに、最も重要な点は、これによって米国政府とブラックウォーターのエリック・プリンスの間は完全にツーカーなことがわかった、という点です。政権はプリンスが忠実な歩兵となることがわかっていたのでしょう。それに加えて、ブラックウォーターの元重役が言うように、エリック・プリンスは自身を十字軍の戦士と見なし、キリスト教を守る聖戦で「ムスリムとイスラムを世界から一掃」しようとしていたとするならば、プリンスが暗殺作戦に関与していたこと、進んで関与していたことの筋がはっきりと通ります。<br /><br />フアン、さらに次のことを考えて下さい。現在、ブラックウォーター幹部の一人にコファー・ブラックという名の男がいますが、彼は２８年間ＣＩＡに勤めてきた人物です。ブラックウォーターがＣＩＡの仕事を引き受け始めた２００２年にＣＩＡで暗殺プログラムを率いていた人物です。コファー・ブラックはＣＩＡの対テロ・センターの長官でした。ＣＩＡのジョーブレーカー・チームを指揮していた人物です：アフタニスタンに行って、オサマ・ビン＝ラディンの頭を山刀で切り落とし、ドライアイス入りの箱に詰めて俺のところに持ってこい、俺はビン＝ラディンの頭を大統領に届けると約束したんだから。その彼が、プリンスの私設ＣＩＡを率いているのです。ブラックウォーターがそうした関係を、ＣＩＡが進める最も大きな秘密作戦の三つを請け負っていないというのは、まったく、信じられません。<br /><br />フアン・ゴンザレス：確かに、ブラックウォーターがＣＩＡのもとで特殊部隊の役割を担っていることの影響が、ブラックウォーターの傭兵がイラクで関与した殺人に対する米国政府の対応にも現れているというのはありそうなことです。<br /><br />ジェレミー・スケイヒル：まことしやかな否認というやつです。行政府と実際の暗殺との間に多くの障壁を作り上げるのです。暗殺は禁止されているのですから。米国でこのことは今や大問題になっています。これは、この取り決めは私的な取り決めに過ぎず、会社のトップがＣＩＡ内にいる一部の無法分子と交わしたにすぎないということができるならば、言い逃れができます。現在、ブラックウォーターを沈みつつある船と見る人も多いのです。<br /><br />現在起きていることの一つは、政府が責任はすべてブラックウォーターにあるように仕立て上げようとしていることです。けれども、これが公式の政策だったことを示す証拠は多数あると思います。ディック・チェイニーが、仮に自らこの作戦を作り上げたのでないにせよ、議会からこの作戦を隠蔽するのに関与していたことを示す証拠はたくさんあるのです。昨夜、議員の一人が私に次のように話しました。「どうやらホワイトハウスは米国議会よりもエリック・プリンスを信頼しているようだ。彼はこの作戦を知っていたが、我々は知らなかったのだから」。ですから、つまり、ブラックウォーターがこの作戦に関与していたことを示す証拠はふんだんにあります。その役割を徹底的に追求する必要があります。けれども同時に、政治的現実として、チェイニー軍団が守備固めに入って、刑事責任を何としても逃れようとしていることも忘れてはなりません。<br /><br />エイミー・グッドマン：ジェレミー・スケイヒル、名前について整理してもらえませんか？　現在、ブラックウォーターは何と呼ばれているのですか？<br /><br />ジェレミー・スケイヒル：ブラックウォーターは、２０もの異なる名前を使ってきており、いろいろな会社に分かれているのです。アフガニスタンでは現在、「米国訓練センター」という看板を掲げて国務省の仕事を請け負っています。国防省の仕事を「パラヴァント」という名で行なっています。航空部門ではプレシデンシャル・エアウェイズという名前で仕事を請け負っています。会社の公式名、つまり、米国政府と公の仕事をするときには、「米国訓練センター」を使っています。秘密作戦に使われる子会社は他にもあるでしょう。タイガースワンが秘密作戦のいくつかを行うために使われていた会社だということはわかっています。<br /><br />エイミー・グッドマン：ニューヨーク・タイムズ紙はXeサービス、Ｘ－Ｅの名を使っています。<br /><br />ジェレミー・スケイヒル：確かに、先週はそうでした。呼び名を変えたのです。毎週のようにくるくる変えています。<br /><br />さらに言うと、ブラックウォーターは域外作戦も行なっています。古典的な大時代的な傭兵活動で、グレイストーンと呼ばれています。今でもイラクで活動しているはずです。<br /><br />もう一つ覚えておきたいのは、ブラックウォーターは米国政府のために働いているだけではないことです。国際共和研究所にも仕えています。国際共和研究所はジョン・マケインが関わる組織で、世界中の国々で民主主義に介入し、不安定化工作を行なっています。最近ではパキスタンにいたとの報告があります。実際、ジャン・シャコウスキー下院議員は８月６日にヒラリー・クリントン国務長官に手紙を書き、ブラックウォーターがパキスタンで現在何らかの工作に関与していることに関する情報を求めています。ブラックウォーターは、米国政府のあらゆる層と秘密裏にあるいは公に仕事を続けているのです。<br /><br />エイミー・グッドマン：ブラックウォーターとオバマ政権の関係について教えて下さい。ブラックウォーターが現在手にしている政府との取り引きについて。<br /><br />ジェレミー・スケイヒル：さて、この一カ月、私はかなりの時間を使ってその点を追求してきました。ブラックウォーターはイラクで今も公の契約を一つ維持しています。米国国務省はブラックウォーターが依然としてイラクで武装していることを認めました。厳密に言うとブラックウォーターは航空サービス契約に従事していることになっているのですが、国務省が私に語ったところでは、ブラックウォーターの要員たちは武器の携行を認められ、イラク全土にいるとのことです。ブラックウォーター所有のリトルバード・ヘリコプターはイラクで米国政府関係者や占領当局高官などを輸送する要となっています。９月３日にこの契約は終わる予定でしたが、オバマ政権は７月末、契約金額を２０００万ドルから１億８７００万ドルに増額しました。結局、ブラックウォーターは、「外交治安活動」の名目で、イラクで１０億ドル以上稼いだのです。「外交治安」という言葉が使われますが、ブラックウォーターが従事しているのはあたうる限り最も外交からは遠い活動だと言えるでしょう。この契約を維持しています。<br /><br />現在、イラクでブラックウォーターが米国国務省との間に結んだ５年間の警備サービス契約の３年目です。ブラックウォーターは、米国の外交官がイラク周辺を移動する際の基本的な足の一つとなっているのです。例えば、ホルブロック大使がアフガニスタンに行ったとき、彼の護衛の一部は傭兵でした。自分が大統領になったらブラックウォーターを禁止すると述べたヒラリー・クリントンは、今やアフガニスタンでブラックウォーターを雇い入れています。国防省との関係では、ブラックウォーターはアフガニスタン軍の訓練に従事しています。ブラックウォーターがオバマ政権との間で維持しているこれらの契約は、大規模な、巨額に及ぶものです。<br /><br />フアン・ゴンザレス：残り約３０秒になりました。タイムズ紙の報道では、暗殺チームは実際のところ誰一人殺していないとのことですが、それについて解説してもらえますか？　あなたもそう考えているのでしょうか？<br /><br />ジェレミー・スケイヒル：それについては大いに異議があります。根拠もあります。ブラックウォーターがＣＩＡの仕事をし始めてからまもなく、ＣＩＡの対テロセンター長だったコーファー・ブラックは、秘密プログラムの一環として暗殺チームは数千人を殺したと、数千人を殺したか拘束したと語っています。ブラックウォーターはＣＩＡが進めた準軍組織方式の暗殺作戦のもとで活動していたと思われるのです。<br /><br />こうした類の作戦は上手くいかないと宣言する宣伝合戦に乗り出す前に、極めて重要な事実を思い起こしておきましょう。彼らは海軍特殊部隊の出身です。米軍の中でも最も高度な技術を備え、厳しい訓練を受けた工作員たちなのです。エリック・プリンスを雇うことのメリットはここにあります。記録に残ることもなく、問題にもされないところで、誰にも知られないまま準軍組織の工作員を雇うことができ、もっともらしくそれを否定できるのです。しかも、工作員たちは米国秘密作戦の第一人者として、アフガニスタンとパキスタンで進められた「闇の作戦」に参加したのです。誰も殺されなかったという主張には重大な疑念を持っています。ブラックウォーターが関与しているのですから。<br /><br />エイミー・グッドマン：ジェレミー・スケイヒル、今日はお越し下さってありがとう。彼の記事は本日、thenation.comに掲載されます。ベストセラー『Blackwater: The Rise of the World's Most Powerful Mercenary Army』の著者で調査記者として賞も取っているジェレミー・スケイヒルでした。<br /></blockquote><br />投稿者：益岡

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