2010年07月24日

英国はイラクで劣化ウラン弾を使ったことを認めた

英国国防相が、英軍がイラクで劣化ウラン弾を使ったことを認めたとの報道、アルジャジーラより。
英国はイラクで劣化ウラン弾を使ったことを認めた
AlJazeera原文
2010年7月23日

英国国防相は、2003年に米国が主導で行ったイラク侵略の際、米英軍は劣化ウラン(DU)弾を使ったことを認めた。

クウェート通信によると、英国国防相ライアム・フォックスが 22日木曜日、英国下院に当てた書面での回答の中で、「2003年のイラク戦争で英軍は1.9トンの劣化ウラン弾を使った」と述べたという。

今回の発表のまえに、イラクの環境省、保健省、科学省の共同研究班は、ナジャフ、バスラ、ファルージャなどの都市周辺のコミュニティでは過去5年間に癌と先天性欠損症が増加していると発表していた。

イラクでは40カ所以上で、高レベルの放射線とダイオキシン汚染が認められている。

フォックスと英国防省は、DU弾を使って攻撃した標的の位置情報を国連環境計画に提供した。

フォックスは、「さらに人道組織をはじめとする諸組織と情報を交換し、イラクの人々に標識とリーフレットで、戦闘が行われた場所近くに行かないよう、また、そこに残されたものに触れないよう警告している」と述べた。

劣化ウラン弾は長期的な健康被害を引き起こすため、その使用は、広い範囲で議論を呼んでいる。

イラク戦争で米英は最大2000トンに及ぶ劣化ウラン弾を使ったことが報じられている。

現在、世界保健機関が先天性欠損症の増加について調査を進めている。イラクの医師たちは増加の原因は戦争時に使われた化学兵器と劣化ウラン弾にあるとみている。

医師たちは、「癌の増加に懸命に対処している。とりわけ、米英軍による大規模な爆撃を受けた都市で増加が激しい」と述べている。

イラク人権省はイラクで劣化ウラン弾を使用したことをめぐり、英米に対する訴訟を起こす予定である。

同省は劣化ウラン兵器の被害者に補償を求めていく予定である。

投稿者:益岡
posted by 益岡 at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | イラク全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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