2010年1月24日
イラク国営テレビ局アル=イラキヤによると、日曜日(24日)、サダム・フセインの用心棒「ケミカル・アリ」として名を知られているアリ・ハッサン・アル=マジッドが、イラクの村ハラブジャでクルド人に毒ガス攻撃を命じた罪で死刑を宣告された。アル=イラキヤ放送局は、マジッドは、イラン=イラク戦争末期の1988年にイラク北東部のハラブジャで起きたこの悪名高い攻撃で有罪となったため、絞首刑になるとのこと。この攻撃では5000人が殺されたと推定されている。犠牲者の4分の3は女性と子どもで、民間人に対して加えられた最悪の毒ガス攻撃と考えられている。