イラクは犠牲者のためにブラックウォーターを提訴
アルジャジーラ原文
2010年1月6日
イラクは火曜日(1月5日)、2007年にバグダードで起きた発砲事件で殺された犠牲者の家族を代表してブラックウォーターを司法に訴えると発表した。
イラク政府の報道官アリ・アル=ダバガによると、イラク閣僚は、2007年にバグダードのロータリーでイラク人市民に発砲し、17人を殺害したブラックウォーターの傭兵5人を新たに提訴することに決めたという。
「火曜日に開かれた閣僚会議の際に、米国の治安企業ブラックウォーターを犠牲者の家族に変わって提訴する決定をした」。「イラクの声」通信社は、ダバガの言葉を引用してこのように伝えた。
先週、米国連邦判事がブラックウォーターの傭兵たちに対する告発をすべて却下したことを受け、イラク政府は、米国とイラクで彼らを裁きにかけると公約した。
この傭兵たちは、故殺罪17件、故殺未遂20件、銃刀法違反1件で告訴されていた。
ダバガは、米国の裁判所でこれら傭兵たちとブラックウォーターを告訴できるよう、イラク人市民を政府が支援すると述べた。
投稿者:益岡