イラク人グループがラムズフェルドを拷問の罪で告訴
2008年12月20日
WW4 原文
ヨルダンに本拠地を置くイラクの人権団体が、今週、イラク人に対する拷問に関与したとして、ドナルド・ラムズフェルド元国防長官と米国の治安関連企業に対し、200の訴訟を起こした。「米国によるイラク占領犠牲者協会」の会長アリ・ケイシは、投獄された人々の虐待に関わるこれらのケースを、バージニア州、ミシガン州、メリーランド州の連邦裁判所に提訴したと述べた。「これまでに約30件の告訴が受理されています」とケイシ氏はAFP通信に語った。それ以外のケースは現在検討されているところである。「拷問は組織的に行われたもので、責任者の処罰と犠牲者の救済が必要です」と彼は言う。ケイシ氏は、自らも、6カ月にわたり拘留されていたときに、拷問を受けたと語った。
昨年、フランスと米国そしてドイツの人権団体が、ラムズフェルドを拷問の罪で告訴している。米国上院軍事委員会は先週、米国が運営している監獄で拘留者を虐待したとしてラムズフェルドを非難していた。「ラムズフェルドがグアンタナモ湾で攻撃的な尋問技術の使用を承認したことが直接、拘留者の虐待を引き起こすことになった」し、また、「アフガニスタンとイランで・・・・・・虐待的な技術を使うことに影響しそれを促した」と上院軍事委員会の報告は結論付けている(IHT12月18日・AFP12月16日)
カール・レヴィン上院議員(ミシガン州選出・民主党)とジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出・共和党)が公開したこの報告はまた、2002年2月7日にブッシュ大統領が署名したメモを特定しているが、そのメモでは、捕虜となったアルカーイダとタリバンの戦士には、人道的取扱いを定めたジュネーブ条約の基準は適用しないと宣言されている。委員会によると、その春からからすでに、コンドリーザ・ライス国家安全保障顧問を含む米国政府高官が、強制的手段の使用を議論する会合に参加していたという(AP、12月11日)。
投稿者:益岡





