イラク文民レジスタンスからオバマへ:占領の終結を求める
2008年11月10日
WW4Report原文
イラク自由会議(IFC)11月6日
アメリカ合衆国大統領当選を機にバラク・オバマ氏に送る手紙
拝啓
イラク自由会議を代表して、あなたがアメリカ合衆国次期大統領として当選したことを祝福したいと思います。また、それが、米国の世界に対する政策そしてとりわけイラクに対する政策に関して、新たな段階を切り開くものであることを期待します。
アメリカ合衆国の人々があなたをこの地位に選出したことは、ネオコンおよびネオコンたちが世界で推し進めた非人間的な政策----破壊とますます多くのテロしかもたらすことのなかった予防攻撃政策----の敗北を意味します。これにより、世界は以前と比べてはるかに危険なところとなりました。
私たちはまた、米国民主党政権時代の政策を経験したこと、そして前世紀のビル・クリントン政権のもとで米国がイラクに向けた政策により苦しみを味わったことを思い起こす必要があります。ビル・クリントンは国連安保理において不正な経済封鎖の延長を数度にわたって主張し、イラクに悪意ある爆撃を加えて民間人を殺害しました。それにより、子供たちが最も大きな被害を受けました。私たちはまた、彼がコソボとルワンダでしたこと、そして独立パレスチナ国家を作る夢がどれだけ困難なものになったかを、決して忘れないでしょう。つまり、私たちはブッシュ父の政策、ブッシュ息子の共和党政策とビル・クリントンの民主党政権とのあいだに違いを見ることができません。
それにもかかわらず、あなたの指導下で米国政府の政策が変わることを期待します。というのも、あなたは抑圧と不正を経験しそれを身近に知っている家族の出身だからで、世界があなたの大義に共感するには理由がありうるからです。イラクに関して言うと、あなたが戦争と占領に反対したことはあなたの評判を高めており、イラクという傷ついた国で長く繰り返されてきた戦争とテロのサイクルを終結させる希望を私たちにもたらしています。
イラクの悲劇を終わらせること、6年近くにわたって続く数百万人もの殺害と追放を終わらせること、そのためには、占領を終結し、非宗教的で派閥にとらわれない政府、人間であることをもとに人々を見る政府を支援することが必要です。
最後に、選挙キャンペーンであなたは「我々には変革が必要だ」とのスローガンを掲げました。私たちはこれを、あなたが前政権の政策を見直し、占領を終結させる勇気ある決断を下すものと期待します。占領は、世界中で米国がますます憎まれる重要な理由の一つなのですから。占領を終わらせる決断、イラクから米軍兵士を撤退させることが、米国のこの悪しきイメージを払拭するために必要な「変革」なのです。
サミール・アディル
イラク自由会議
投稿者:益岡
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